成功すれば世界初記録!ブラインドセーリングによる太平洋横断
成功すれば世界初記録!ブラインドセーリングによる太平洋横断

支援総額

4,247,000

目標金額 3,680,000円

支援者
175人
募集終了日
2018年6月29日

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2018年06月02日 10:31

アメリカへの移住直後、私はどん底でした!!

クラウドファンディング終了まで後27日となりました。

 

着々と、目標達成額に近づいています。皆様のご支援を心から感謝いたします。

 

あと60万円で目標額に達成します!

 

あと27日間、皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いします。

 

 

今日は、山あり谷ありだった日本からアメリカへの移住した頃のお話をします。

 

 

39歳で公務員の安定を捨て、アメリカへ移住

 

 私は12年前、現在住んでいる南カリフォルニア

 

サンディエゴに移住してきました。

 仕事盛りの39歳でした。

 東京にある筑波大学付属盲学校の鍼灸手技療法科で、

 

鍼灸師の育成や東南アジアの視覚障碍者に職業を身につけさせ、

独立してもらおうという国際貢献のプロジェクトにかかわっていました。

 香港、フィリピン、タイ、マレーシア等に行かせてもらい

 

セミナーをやったりしていました。

 また、JICAの協力を得て東南アジアから将来視覚障碍者の

 

リーダーとなりうる人を受け入れ、沖縄国際センターでトレーニングをする

 

プログラムの立ち上げにも関わらせていただきました。

 このように、私の人生は人を助けるのに役立っているという思いも

 

ありましたし、充実した日々を送っていました。


 ところが、アメリカ人の家内が日本の社会と会わず、

 

アメリカに帰りたいと言い始めたのがこの頃でした。

 国家公務員であった私は、その安定した仕事を捨てて

 

アメリカに移住するなど考えてもいませんでした。

 なんとか日本の社会に慣れてほしいと

 

色々な手を尽くして頑張りましたがうまくいきませんでした。

 娘の将来の教育のことを言われたとき、初めて移住のことを考え始めました。

 そして二人で、日本に留まった時の良い点と悪い点、

 

移住した時のプラス面とマイナス面を書き出しました。

 ほぼトントンでした。

 しかし、子供の教育を考えるとアメリカだろうということが決定打となり

 

移住を決心したのです。
 

 

いざサンディエゴへ


 アメリカに移住することは決めたものの、

 

次なる問題は広いアメリカのどこに引っ越すかということでした。

 家内はシカゴ出身で、口には出さなかったものの、

両親のところに帰りたいのが、会話から伝わってきていました。

 「セーリングしたいので太平洋があるところがいいな」と私が言うと、

「シカゴには海くらい大きなミシガン湖があるよ」というふうでした。

 サンフランシスコに留学したことがあり、

車がなくても住みやすいのでこの街にしようかという話も出たのですが、

アパートの金額がべらぼうに高くあきらめて、

 

同じカリフォルニアで、人口が少なく、セーリングが盛んな

 

サンディエゴにしてはどうかと私が提案し、移住先が決まりました。

 今ではサンディエゴへは成田からJALの直行便がありますが、

 

私たちが移住した2006年にはまだロサンゼルスか

 

サンフランシスコ経由しか飛んでいませんでした。


 ロサンゼルスに家内のKarenの大学時代の友達が

 

住んでいるということで、彼女の家に1週間ほどお世話になった後、

 

アムトラックの電車でサンディエゴに入りました。

 知った人が誰もいない新天地に1歳の娘と3人で

 

10個以上の大きなダンボールに囲まれて

 

サンディエゴの駅に着いたのを今のことのように覚えています。

 

 

 

直面する数々のチャレンジ


 まずぶつかった問題は、アパート探しです。

 長期滞在用のホテルに入居し、

 

1か月もすればアパートを探せるだろうと甘く考えていました。

 1歳の娘を抱いてバスを乗り継いで

 

交通の便の良いアパートの管理事務所を訪ねて回りましたが、

 

なかなか貸してくれるところはありませんでした。

 

まず、アメリカでは車を持っていることが普通なので、

 

車もなくこうして1歳の子供を抱えバスから降りてきた夫婦では、

 

なかなか信用をしてもらえなかったのだとおもいます。


 南カリフォルニアの日差しがぎんぎんに照り付ける中、

 

30分に1本はあたりまえのバスを待たなくてはならず、

 

娘のLeenaは疲れて泣き出します。

 住む場所も決まらない、将来ここでやっていけるのか不安になりました。
 

 

 それでもやっとアパートが決まり、今度は仕事のことで壁にぶつかりました。


 私は日本では鍼灸手技療法を教えていましたが、

 

アメリカに来ると現地の免許が必要です。


 働こうと思っても働くことができません。

 家内にパートで仕事をしてもらい、私が子供を見ることにしました。

 育メンパパ生活が始まりました。

 娘と二人だけの時間を持てることはほんとうに幸せでした。

 しかし、突然急に大泣きし始めると不安でしかたがなくなりました。

 怪我をして出血したのではないかと体中を触って確かめたことが

 

んどもありました。

 見えていれば一発でどこから出血しているのか出血などしていないのか

 

わかるのに、自分はこんなに時間がかかってしまう、

 

もしもの時にこの子を助けれるのだろうか、悩みました。

 「一人の時間がほしい」と週末家内に子供を任せて、

 

サンディエゴのダウンタウンの遊歩道を何も考えずに歩き

 

マリーナの前のベンチに座って、

 

いつかはこのサンディエゴ湾でセーリングする日が来ることを

 

念願していました。

 このように移住して3年は、セーリングもできない辛い日々が続きました。

 

 

(つづく)

リターン

3,000


感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

・サンクスメール

申込数
59
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

10,000


チャレンジを一緒に見守ってください ※報告書をお届け

チャレンジを一緒に見守ってください ※報告書をお届け

・サンクスメール
・航海報告書 ※ご支援者様の名前をサポーターとして記載させていただきます
・航海中のベストショット3点の画像データ

※「報告書」「画像データ」は挑戦後の発送となりますので2019年5月以降の発送となります(発送予定時期は挑戦後改めてメッセージにてお知らせいたします)

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

3,000


感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

・サンクスメール

申込数
59
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

10,000


チャレンジを一緒に見守ってください ※報告書をお届け

チャレンジを一緒に見守ってください ※報告書をお届け

・サンクスメール
・航海報告書 ※ご支援者様の名前をサポーターとして記載させていただきます
・航海中のベストショット3点の画像データ

※「報告書」「画像データ」は挑戦後の発送となりますので2019年5月以降の発送となります(発送予定時期は挑戦後改めてメッセージにてお知らせいたします)

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月
1 ~ 1/ 8


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