
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 227人
- 募集終了日
- 2024年8月8日
ラダックの教育者とアートについて語り合う
フォレストアートフェスティバルの告知のためにレーの町にあるモラビアンミッションスクール(生徒数3歳〜17歳まで607名)を訪ねた。私たちがアースアートプロジェクト2017を開催した当時は、マトー村に分校があり、淺井裕介さんが二つの教室と、廊下に作品を残した。
(建物の老朽化に伴い、校舎は取り壊された 作品はドキュメンタリー映像の中に残っている→https://youtu.be/WVQ0gdRsxG4)
7年たって大きくなった子どもたちと再会するかもしれない、と胸をときめかせながら門をくぐった。
迎えてくれたのは校長のマドゥさん。
「2017年の作品は今も強く心に残っています。この夏もプロジェクトが行われると聞いて、とてもワクワクしました。子どもたちにもフェスティバルを見せたいけれど、学校丸ごとは連れて行けないので・・・上の学年の子どもたちは連れて行きたいと思います。本校でもレクチャーなどしていただけたら嬉しいのですが」
「アートに触れる時間が子どもたちに必要だとお考えですか?」
「クリエイトする、ということを今一番大切に考えています。というのも、今の子どもたちに『自分の手で何かを作れる』、という感覚を持ってほしいのです。お金を出せばなんでも手に入る、お金がないと何も手に入らない、と思っている子も多いですから。自分も作り出すことができるんだ、という感覚を得るには手を動かす経験が大事です」
「ラダックでもそうだとは驚きです。こんなに豊かな自然があるのに」
「近くにあるからこそ、鈍くなってしまうのでしょう。例えば、この流木。今の子どもたちは、流木、と聞いてもピンとこないかもしれません。自然が生み出したユニークな形、表皮を無くしたことで出ている滑らかさ。日本の生け花でも用いられることが多いですよね。ラダックでは流木も石も、いくらでもあるから、普段は気にもとめない存在だけれど、そこに美しさや、宿るものを感じ、見出すことは、自然への敬いにつながります。授業でいくら、『自然を守ろう』、というポスターを描いたとしても、自然を敬う気持ちがなければ意味がありません。それは与えられるものではなくて、自分のうちから出てくるべきものだから。」
「そういう言葉にしにくいことを伝えるのは、アートの得意分野かもしれません」
「ラダックでも学校教育は、職に就き、お金を稼ぐこと、とすぐに結びついてしまう。けれど、まずは自分たちを生かす自然について、よく学び、理解しなければいけません。それは生きていくための自信にもつながります。大雨による洪水も、根雪の減少も、水不足問題も、人間が自然を金銭に換算できる対象にして、切り開き、消費し続けてきたことの結果だと思います。冬のラダックでは、酸素が少なくなる、という説があります。樹木の大半が葉を落とし、休眠状態に入るためです。だから木を切ったら植える。植樹はとても大切な活動として認知されています。『森づくり×アート』には大きな可能性を感じます。その大切さが広がっていくといいですね。できることがあったら言ってくださいね。応援しています」
お話ししたのは30分ほど。ラダックの教育現場の最前線にいる方からこういう言葉を聞くことができて、大きな可能性を感じた。子どもたちにとっておきの作品を見せられるように、アーティストチームが力を出し尽くせる万全の環境を作ろう、と思いを新たにした。
リターン
3,000円+システム利用料

【誰よりも早く現地の様子を知るコース】
おかずからのお礼メール
フォレストアートフェスティバル にまつわる最新ニュースをEメールでお届け
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
7,000円+システム利用料

【淺井裕介最大級の地上絵を応援するコース1】布の地上絵のカケラにドローイングのシルクスクリーン (約10~15cm)
淺井裕介さんがラダックの大地に描く地上絵の一つは、遊牧民のテント素材の帆布をキャンバスに、現地の土とアクリル絵の具や水性ペンキなどで描かれます。2日間の展示後は強風や雨を考慮し、すぐに撤収。最大級にして世界最速で消えてゆく地上絵となります。
巨大な地上絵のため、帆布の余白の部分も大切な構成要素となります。ラダックの風や土、光をまとった帆布の地上絵の一部に、地上絵の完成図ドローイングをシルクスクリーンで手印刷。(イメージ写真の絵の部分がシルクスクリーン印刷されるドローイング、線が地上絵の一部です)約10cm~15cmの「地上絵のカケラ」にして皆さんへリターンします。額装したり、Tシャツやトートバッグに縫い付けるのも手。
*淺井さんのサインはシルクスクリーン印刷になります。
*写真はイメージです。
+
・おかずからのお礼メール
・最新ニュースをEメールでお届け
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 33
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料

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淺井裕介さんがラダックの大地に描く地上絵の一つは、遊牧民のテント素材の帆布をキャンバスに、現地の土とアクリル絵の具や水性ペンキなどで描かれます。2日間の展示後は強風や雨を考慮し、すぐに撤収。最大級にして世界最速で消えてゆく地上絵となります。
巨大な地上絵のため、帆布の余白の部分も大切な構成要素となります。ラダックの風や土、光をまとった帆布の地上絵の一部に、地上絵の完成図ドローイングをシルクスクリーンで手印刷。(イメージ写真の絵の部分がシルクスクリーン印刷されるドローイング、線が地上絵の一部です)約10cm~15cmの「地上絵のカケラ」にして皆さんへリターンします。額装したり、Tシャツやトートバッグに縫い付けるのも手。
*淺井さんのサインはシルクスクリーン印刷になります。
*写真はイメージです。
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