【森づくり×アート】インド、ラダックで天空の芸術祭を開催したい!
【森づくり×アート】インド、ラダックで天空の芸術祭を開催したい!

支援総額

3,001,000

目標金額 3,000,000円

支援者
227人
募集終了日
2024年8月8日

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2024年07月19日 14:45

マトー村の名物村長と村の発展について語り合う

マトー村の村長ワングドゥさん、48歳。ひょうきんな性格で、歯に衣を着せぬ物言いが魅力的な人だ。

 

マトー村300戸を代表する彼は、平日は忙しく動き回っていて、なかなかつかまえることができない。日曜は朝から午後3時まで村人ミーティングをしている、と聞いたので、その後の時間をもらうことができた。何でも運べそうな中型トラックに乗って待ち合わせ場所に颯爽と登場。

 

「久しぶりだね。元気にしてたかい?」

 

握手を交わす。分厚い手のひらは、私の両手でも覆えないくらいだ。家にお邪魔にして、フォレストアートフェスティバル2024の話を伝える。奥さんがバター茶を作ってくれた。

 

「この流木の動物、面白いね」

 

「富松さん、ヤクをつくろうかなって言っていましたよ」

 

「ヤク!いいねぇ〜。モルタルで土台を作って、固定すればこの森を見守る存在になってくれそう。動物がたくさんになったらいいなぁ。この地上絵はどうやって作るの?石を積むの?」

 

「いえ、溝を掘る方向です。ザクザクと。それだと見えにくいかもしれない、と思っていて、何かアイディアはありますか?」

 

「じゃ、溝の中に石を詰めていったらどう?でもそれじゃ、ラダックに来た思い出が、石ばかり並べていた、で終わっちゃうか!わはははは」と、冗談を飛ばしつつ、彼自身が作品をとても楽しみにしてくれていることが伝わってくる。

 

「日本の人たちから、植樹地への反応はどう?」

 

「去年のMy Treeサポーターは120人。今年も80人ほど。今、クラウドファンディングにも挑戦していて、120人以上からサポートがありますから、300人以上が見守ってくれていますよ。ラダックにアートの森が生まれることに期待が集まっています」

 

「それは励みになるね。村人総出で植樹を手伝った甲斐があるよ。ラダックでは急激に色々なことが変わっているから、ここからどんな村作り、社会作りをしていくのが良いのか、みんな、迷っている。」

 

「自然がこんなに残っていて、人と人の繋がりが確かにある。その二つがこれから大切になってくるんじゃないでしょうか。だからこそのフォレストアートフェスティバルですよ!」

 

「なるほど!このグラスに入っているのはマトーの湧水なんだが。昔から体にいいとされていてね。目、胃腸、腰に良い、と。食が細くなっていた人が飲んだら、よく食べられるようになって元気になったこともある」

 

ワングドゥさんは、美味しそうにグラスを飲み干した。

 

「この水が、各家庭に行き渡るような上水システムを作ったんだ。エンジニアを呼んで、学習会を開催してね。5年かけて300戸に行き渡った。これはテクノロジーがあってこそ。だが、水や木々がなければ始まらない。テクノロジーに自分たちを委ねるのではなく、使いこなして、自然との調和を崩さないことが大事だと思っている」

 

「ラダックには、そんな社会を実現できる可能性がまだ残っていると思いますよ。ここで生きている皆さんが主役です」

 

「面白いことを考えていてね。地面を掘らずに、湧き出てくる水のみを集めて、ガラスボトルに詰めて販売しようと思っているんだ。限定商品としてね」ニカっと彼は笑った。

 

良いリーダーだなと思う。経済発展の波に飲み込まれず、乗りこなそうとするそのスタンスを応援し続けたい。

 

<「ワングドゥさんとワィエダ兄弟の制作地、図書館を見にいく」に続く。>

リターン

3,000+システム利用料


【誰よりも早く現地の様子を知るコース】

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申込数
34
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年9月

7,000+システム利用料


【淺井裕介最大級の地上絵を応援するコース1】布の地上絵のカケラにドローイングのシルクスクリーン (約10~15cm)

【淺井裕介最大級の地上絵を応援するコース1】布の地上絵のカケラにドローイングのシルクスクリーン (約10~15cm)

淺井裕介さんがラダックの大地に描く地上絵の一つは、遊牧民のテント素材の帆布をキャンバスに、現地の土とアクリル絵の具や水性ペンキなどで描かれます。2日間の展示後は強風や雨を考慮し、すぐに撤収。最大級にして世界最速で消えてゆく地上絵となります。
巨大な地上絵のため、帆布の余白の部分も大切な構成要素となります。ラダックの風や土、光をまとった帆布の地上絵の一部に、地上絵の完成図ドローイングをシルクスクリーンで手印刷。(イメージ写真の絵の部分がシルクスクリーン印刷されるドローイング、線が地上絵の一部です)約10cm~15cmの「地上絵のカケラ」にして皆さんへリターンします。額装したり、Tシャツやトートバッグに縫い付けるのも手。
*淺井さんのサインはシルクスクリーン印刷になります。
*写真はイメージです。

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申込数
67
在庫数
33
発送完了予定月
2024年12月

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【淺井裕介最大級の地上絵を応援するコース1】布の地上絵のカケラにドローイングのシルクスクリーン (約10~15cm)

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淺井裕介さんがラダックの大地に描く地上絵の一つは、遊牧民のテント素材の帆布をキャンバスに、現地の土とアクリル絵の具や水性ペンキなどで描かれます。2日間の展示後は強風や雨を考慮し、すぐに撤収。最大級にして世界最速で消えてゆく地上絵となります。
巨大な地上絵のため、帆布の余白の部分も大切な構成要素となります。ラダックの風や土、光をまとった帆布の地上絵の一部に、地上絵の完成図ドローイングをシルクスクリーンで手印刷。(イメージ写真の絵の部分がシルクスクリーン印刷されるドローイング、線が地上絵の一部です)約10cm~15cmの「地上絵のカケラ」にして皆さんへリターンします。額装したり、Tシャツやトートバッグに縫い付けるのも手。
*淺井さんのサインはシルクスクリーン印刷になります。
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