23年大会のご報告

クラウドファンディングに関わっていただいた皆様へ

 

 

おはようございます。

名古屋大学フォーミュラチームFEMの雪竹です。

 

 

さて、本日は8月28日から9月2日まで開催されました 第21回学生フォーミュラ日本大会2023 の結果のご報告します。

 

 

今大会までの20シーズンでは、昨年度車検不通過となり、転向以降初めてEV王座を失った悔しさをバネに、チーム目標を『総合優勝 ~EV強豪チームの再建~』として活動を続けてまいりました。

 

 

たくさんの応援により、弊チームは昨年度より早く車両を完成させることができ、またその後走行テストを実施することもできました。

今回の学生フォーミュラ日本大会はコロナ禍後初めて海外チームが参加し、またEVに転向するチームも多く現れ、エンジンを使用したICVクラスに54チーム、EVクラスに23チームと計77チームが参加しました。

 

FEMの結果ですが、

 

デザイン審査　1位

プレゼンテーション審査　1位

コスト審査　27位

 

アクセラレーション　1位

スキッドパッド　4位

オートクロス　10位

エンデュランス・効率　リタイア

 

となり、総合では15位、EVクラスでは優勝という結果になりました。

 

また、特別賞は、

 

ベストエアロダイナミクス特別賞・・・1位

個別の結果では、75mの直線勝負を行うアクセラレーションでは日本記録を0.346秒も大幅に更新する3.649秒という驚異的な成績で1位を獲得し、4輪インホイールモータ＋カーボンモノコックというレイアウトのポテンシャルを魅せつけることができました。

 

 

また、車両の設計の妥当性やその設計に至る思考プロセスなどを評価するデザイン審査でFEM初の1位、
製作した車両をどのように販売するかを考え、それを製造業者に説明するというテーマで行われるプレゼンテーション審査で6年ぶり3度目の1位、

特別賞の総受賞など、FEMの設計に対する自信を深めることのできる結果となりました。

 

 

総合優勝には至らなかったものの、車両を完成させ、大会で大きな爪痕を残すことができたのはひとえに皆様のご尽力のおかげと厚く御礼申し上げます。

 

 

 

来年大会では、皆様のご支援で購入するバッテリを搭載した車両で、次こそEV初の総合優勝を狙います。

 

 

すでに、24シーズンに向けてチーム体制の話し合いからバッテリの選定まで、チームは動き出しております。

 

 

期待してお待ちください。