エピソード①：絶望から立ち上がれたもう1人の1人物

 

 

 

 

本文でも書いてある通り私は2017年2月4日に胸から下の全機能を失いました。

毎日当たり前にしてた、尿や便をしたいと感じない。胸から下は透明人間。

ただただ、ベッドの上で天井を見ている絶望の毎日でしかありませんでした。

 

そんな中、たくさんの友達がお見舞いに来てくれたり

SNSで車椅子で活動している人を見ると元気になれました。

 

しかし、やっぱり1人になると先の事ばかり考えてしまい。

絶望と将来への不安が私を襲います。

 

 

そんな私の心を一気に元気づけてくれた人がいます。

それがこの人です。

ips細胞の開発者の山中教授です。

 

山中教授の密着ドキュメンタリーTVがたまたまやっていたのです。

IPS細胞の事は知ってはいましたが、漠然としたものでした。

 

山中教授が好きな訳でもなくips細胞の事が気になる訳でもなく

ただ、密着系が好きなのでたまたまボーっと見ていました。

 

山中教授は、毎日6時に研究所に出向き細胞培養の進行具合を見たり、様々な製薬会社や病院に出向いてとても大変な毎日を送っていました。

 

そこでタクシーの中で言ったとある言葉が

私をとても励まし、そして前向きにしてくれました。

 

その言葉とは

【僕はまだ誰も救ってない。】

確かに、その時はまだips細胞は人への治験はまだ始まってない時でした。

 

私はその言葉に凄く力強さを感じたのを今でも覚えています、

 

普段ならきっと、聞き流すなんてことないワード

しかし、山中教授の言葉が気になって、気になって

 

1人でいる時はほとんど気力がなく、動ける手までも麻痺したような手が

気づくと勝手に動きスマホでips細胞を調べていました。

 

すると、ips細胞が神経細胞にも変化する事が分かったのです！

 

 

 

そして、そして、これは奇跡なのでしょうか、

なんと、次の日に

2018年に慶応大学病院にて人間への脊髄損傷への治験が始まるという

ニュースが報道されたのです。

 

人間への治験が始まるという事は、その治験対象者へのリスクがなければ一般化されるという事です。

 

報道の予想ではおおよそ10年後には保険適応されるとの事！

私の病の侵された脊髄がips細胞によって治る！

 

10年後・・・・

 

37歳・・・子どもは今の医学だと産める！

相手は・・まあ、10年のうちに見つけておこう！

 

10年か！

27年あっという間だったから

10年なんてすぐだ！

 

と絶望と孤独の毎日が期待に胸溢れる毎日に

変わり前向きになれたのです！

 

 

山中教授の

【僕はまだ誰も救ってない】

その言葉が今なら

【僕はいつか皆救う】に聞こえます。

 

 

 

これが本文では書ききれなかった

私を前向きにしてくれた山中教授のエピソードです(^^)/

 

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悲しい事になんと脊髄損傷者の人数は毎年5000人にも及ぶそうです。

そんなに居たら街中で車椅子ユーザーだらけじゃないか！と思うでしょうが

四肢麻痺になってしまう方、人の目を気にして引きこもってしまう人が半数以上なんです。私のようにわずか3年で社会復帰出来る人は本当に少ないんです。

 

でも、そんな方々でもSNSを見る事は出来ます。車椅子でも車を運転する事が出来ます。車椅子で清水寺、車椅子で静岡の綺麗な海。

そんな私のblogやyoutubeを見て、少しでも前向きになれたら、少しでも外出てみようと思ってもらいたいです。それを伝えるのが私の使命な気がします。

 

しかし、それを伝える為に私本人が車がないと元も子もありません。

 

私は自分のために車が欲しい訳ではなく、

車椅子でありながら前向きな私の姿をblogにて発信して

障がい者、健常者の皆さんを元気づけたい！その為に車が欲しいのです。

 

どうかき続き温かい支援の方よろしくお願い致します。

 

 

＊-＊-＊- READYFOR 新着情報 -＊-＊-＊-
　
＜ 達成状況（※ 2/21 時点）＞
　
・目標金額：1,000,000 円
・寄付総額：   631,000 円
・寄付者数：51名
・達成率　：63 ％
・残り日数：7 日