
支援総額
目標金額 1,900,000円
- 支援者
- 101人
- 募集終了日
- 2019年9月30日
(受付終了)【ご支援・情報拡散のお願い】近況とネクストゴール「現地のトイレ修繕・設置」に向けて
<2024年8月2日追記>
ネクストゴールの件も最終報告を公表致しました。
https://ftcj.org/archives/40858
<2024年6月18日追記>
みなさまの温かいご支援により、ネクストゴールに掲げていた、新しいトイレも完成しました。誠にありがとうございます。
いつもご支援ありがとうございます。認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局です。
時の流れは早いもので、本日、このクラウドファンディングの開始から丁度4年を迎えました。
4年前に本プロジェクトを運営し、当時中高生だったメンバーたちは高校・大学へ進学・留学し、国内外・(開発途上国支援に限らず)多岐に渡る分野でそれぞれソーシャルアクション(社会貢献活動)やチェンジメーキングを継続しているとうかがっています。
プロジェクト自体は完了済ですが、今回は昨年8月4日に公開したプロジェクト終了報告以降の近況をお伝え致します。
※本ページの内容は2023年6月に当団体のペンパルサポーターへ限定配信した活動報告書及び9月6日に当団体ブログへ投稿した記事とほぼ同じです。
●2022年12月~:ネクストゴール「現地のトイレ修繕・設置」の資金調達に本格着手
皆様のご支援のおかげで、現地の子どもたちの学習環境は劇的に改善し、現地の子どもたちからは「毎日友達と楽しく学校で過ごしている」「将来の夢に向かって勉強をがんばっている」「校舎がきれいになったので勉強をもっとがんばる」といった、ポジティブなメッセージがお手紙や動画などの形でこれまで以上に多く届いています。
本プロジェクトの終了報告公開後の2022年末、当団体は支援の次なるステップとして、本プロジェクトのネクストゴールに設定していた「トイレの修繕・設置」に向けた資金調達へ本格着手し、昨年12月5日からご支援の呼びかけも行っています。(事業完了につき受付終了)
※上記の記事には「教員寮のシャワールーム修繕」についても記載していますが、後に「トイレの修繕・設置」を優先する方針になりました。
本プロジェクト以前から壊れて使えなくなっていた児童用トイレの代わりに新たなトイレを男女1つずつ(計2つ)設置するとともに、現在児童・教員40~50人が共用している教員寮内のトイレ1つ(下図)を修繕するために必要な約260万円のうち、既におよそ100万円のご支援を頂いていますが、あと約160万円不足しているという状況になっています。
<背景>
本プロジェクトでは(プロジェクト当時築20年近かった)校舎を新設・改築しましたが、児童用トイレは本プロジェクト以前から故障・老朽化して使用不可能(便器や配管の交換どころでは済まず、最早造り直すしかない状況)になっていました。
そのため、現地の子どもたちは用を足すために、
1:教室から離れた教員寮にある、教員用トイレ(上図、1つしかないうえ、老朽化で外壁・床が崩壊寸前)まで行く
2:授業中でも帰宅する(学校の近所に住んでいる児童の場合)
3:下校まで我慢する
4:学校周辺で野外排泄する
といった極端な選択を常に強いられています。その結果、
・たった1つのお手洗いを40~50人で共用しているため、休み時間中に全員の用便が終わりきらない
・用を足すために学校と家を往復している間に授業に着いていけなくなる
・子どもが排泄を我慢することで身体に悪影響が及ぶ、授業にも集中できなくなる
・生理に対応できない
・有毒、有害な虫、動物に襲われるリスクがある(この小学校は山奥にあるため)
・野外排泄の場合、手を洗えないので不衛生になる
・校内に悪臭が流れ込んでくる(フィリピンは高温多湿の気候のため特に深刻)
・子どもが(もし学校でトイレに行きたくなったら、おなかが痛くなったら、生理が来たらどうしよう…)と不安で学校を欠席したり、最悪の場合中退したりしてしまう
など、多くの問題が起きており、子どもたちが教育を受けること・おとなたちが質の高い教育を提供することに大きな支障が出ています。
こうして、トイレの問題を理由に子どもたちが教育を十分に受けられぬままおとなになると、十分な収入を得られる仕事に就けなくなるなどの貧困状態へ陥り、それが後の世代にも引き継がれる「貧困の悪循環」に直結してしまいます。
以上の背景から、SDG4(質の高い教育をみんなに)・6(安全な水とトイレを世界中に)の達成以上に、何よりも現地の子どもたちの安心・安全の保障を最優先すべく、本プロジェクトのネクストゴールとして「トイレの修繕・設置」を設定した次第でした。
※教育機関へのトイレ設置の重要性につきましては、当団体HPの「11/19:世界トイレの日」解説記事及び本プロジェクト終盤に投稿した、ネクストゴール設定の裏話も併せてご覧ください。
●2023年5月:現地の教員・子どもたちからのメッセージ動画が届く
現地の児童・教員数名(終了報告に写真あり)から、以上のような状況で困っているという旨のビデオメッセージが届きました。
タガログ語の動画を現地パートナー団体が英訳し、それを当団体でさらに和訳して編集したものを、8月2日夜に実施した「フリー・ザ・チルドレン活動報告会 2023夏」で上映しました。
※サムネイルのアスペクト(縦横)比がおかしくなっていますが、Google Driveの仕様によるもので、再生すると正常な状態で表示されます。プレーヤーが表示されない場合は下記リンクからご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1Z4Dc4ebvS7WeguWyQwjY10ppG4M4enHb/view?usp=sharing
※動画の録画・スクリーンショットの保存・ダウンロード・外部への公開を禁じます。動画のご利用を希望される場合は、お手数ですが当団体(本ページ最下部参照)までご一報ください。
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<字幕一覧>
(教員)
こんにちは。教員のジョアナ・レキソです。
今、学校にトイレがないことで、子どもたちは不安で危険な思いをしています。
特におなかが痛くなったときなどは、大変です。
教室の近くの草むらで、誰にも気づかれずに、毒ムシや毒へびにさされないようにしながら、急いで用を足さなければいけません。
そのため、子どもたちはトイレをガマンしすぎて、体を悪くしてしまうことがあります。
こうした背景から、学校にトイレを設置することは、教育省が定めた義務である以上に、子どもの安心・安全・健康のためにも、質の高い教育を受けられるようにするためにも重要です。
こんにちは、教員のジェシエラ・オリズです。
子どもたちと接していると、学校にトイレがないことは大きな問題だと感じています。
用を足すために、わざわざ家に帰る子どももいます。
安全に野外排泄できる場所を探したり、家が遠かったりして、授業に着いていけなくなるケースもあります。
こうした事態は、学校にとっても良いことではありません。
学校は、子どもたちにとって安全で衛生的で快適であるべきです。
そのため、校内にトイレがあれば、不衛生な野外での排泄をなくすことができ、子どもたちが用を足すことで授業に着いていけなくなる問題も解消できます。
(児童)※学年は2022年度当時
こんにちは。キー・ジョイス・イーブです。小6です。学校にトイレがないため、毎回家に帰って用を足していますが、授業に置いていかれないようにいつも焦りながら家と学校を往復しています。
学校にトイレがあれば、用を足すためにいちいち家へ帰る必要がなくなるのでとても助かります。
こんにちは。ベイビー・ジョンです。小5です。学校にトイレがないので、学校そばの茂みで用を足さなければいけません。家が遠いので、帰ることができません。野外で用を足すと、学校の周りが臭くなってしまいます。学校にトイレができれば、外で用を足す必要が無くなり、学校が清潔できれいな環境になります。
こんにちは。ジョンリー・バリナンです。小4です。学校にトイレがないため、いつも家に帰らないといけないので、授業に着いていけず、本当に困っています。学校にトイレがあれば、すぐに用を足して教室に戻れるのでとても助かります。
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フィリピン教育省の発表(リンク先英語)によると、本年のフィリピン国内のアカデミック・イヤー(SY=School Year 2023-2024)は再来週8月29日(火)~来年6月14日(金)とのことで、現地の子どもたちはこうした困難な状況の中で新年度を迎えます。
1日でも早く、校舎だけではなく、学校全体が安全で清潔な環境へ改善し、子どもたちがより心地よく学校生活を送れるようにするため、皆様のご支援・情報拡散などのご協力をいただけますと幸いです。
ご支援はこちらから(事業完了につき受付終了)
https://ftcj.org/donate/philippines
※各フォームのコメント欄(「事務局への伝言等」など)に「ミンダナオ島小学校トイレ修繕」など、希望される使途を明記いただけますと幸いです。
※本件はクラウドファンディングではないため、リターン(返礼品)はございません(事業報告は当団体ブログへ投稿致します)。予めご了承ください。
ご不明な点やお問い合わせがございましたら、READYFORのメッセージ機能や当団体お問い合わせフォームからご連絡ください。引き続きよろしくお願い致します。
リターン
1,000円

【学生限定】ミンダナオ島の子どものためにできることを。(税額控除対象)
■ FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
■寄付領収書(希望者)
※本リターンは学生(及びそれに準ずる年齢の方)限定とします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

*税額控除対象【お気持ちコース】
■ FTCJからのニュースレターをお送りします。
・FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
・寄付領収書(希望者)
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
1,000円

【学生限定】ミンダナオ島の子どものためにできることを。(税額控除対象)
■ FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
■寄付領収書(希望者)
※本リターンは学生(及びそれに準ずる年齢の方)限定とします。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
3,000円

*税額控除対象【お気持ちコース】
■ FTCJからのニュースレターをお送りします。
・FTCJユースチームからお礼のメールをお送りします。
・寄付領収書(希望者)
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし

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