大雨の前に救出したい！排水管の子猫

先週は腰を痛めて、思うように動けなかったんですけど、こういう時に難しいレスキューの相談がきました。

大通り沿いの排水管から必死で泣く子猫がいて、もう５日は経ってるだろうとの事。

排水管レスキューの難しいところは、人が入れない。

管がいくつも有り、場所が絞れない！

すぐそこにいるかのように、声が聞こえてるが、本当はかなり遠かったりする。

遠く離れた桝からも同じように聞こえるので、何匹もいるような錯覚もおこる。

今回、排水桝が4箇所あり、50メートルほど離れた畑の桝からも聞こえて、惑わされました。

 

私があまり動けなかったので、助っ人が次々ときてくれて、消防を呼んでくれる人いたんだけど、結局どこにいるのかわからない状態では消防もレスキュー出来ないと言われて😿

 

雨の予報もあり、何とか雨が降る前に助けたい！

ふくにゃんはじめ、Kogaねこや新宮猫の会も来てくれて、レスキュー経験のある新宮猫の会のアドバイスで、子猫がいるだろう場所をある程度2箇所に特定し、その排水マスに誘導する作戦。

1箇所は網を垂らし、登ってきて捕獲器に入るように誘導。

 

もう1箇所はお手製のハシゴかけて、猫が登れるようにチュールで誘導路を作り、捕獲器まで入るように仕掛けをして待ちました。

 

みんなの必死の願いと、知恵を結集して、２日目

 

小さな子猫を奇跡的に保護できました。

可愛いキジの男の子です。大きな声で一生懸命鳴いて、偉かったね！お腹すいたね！怖かったね！寂しかったね！

その晩は大雨。もし保護できてなかったら‥

 

セブンイレブンの排水溝だったので、

セブンという名前にしました。

とびっきり素敵な里親さんに繋いであげたいです！

 

常に死と隣合わせの外猫たち。野良猫として生まれる子猫は、過酷な運命を必死で生きています。外で生まれる不幸な猫がいなくなるように、私たちは不妊手術を頑張らなければいけません。

 

 

※ちなみに消防もすぐに来てくれました。高い場所とか深い穴とかで猫が見えているなら、レスキューしてくれたと思います。

今回は沢山ある排水管のどこにいるのか全くわからない状況で、消防もお手上げでした。