名古屋が誇る近代数寄屋の名建築「爲三郎記念館」修復にご支援を
名古屋が誇る近代数寄屋の名建築「爲三郎記念館」修復にご支援を

寄付総額

11,268,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
227人
募集終了日
2024年4月30日

    https://readyfor.jp/projects/furukawa_art_museum?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年04月17日 08:00

腰掛待合の謎 ~前回からの続き~

もっと知っていただきたい爲三郎記念館

思わず人に話したくなる爲三郎記念館の見どころをご紹介いたします。

今回は、前回に引き続き腰掛待合(こしかけまちあい)についてお話します。

袖壁にもうけられた窓

爲三郎記念館の茶室「知足庵(ちそくあん)」へ歩みを進めますと、その途中に腰掛待合があります。

簡素なつくりの建物ですが、そこにはさまざまなメッセージが隠されています。

前回、この腰掛にも席次があり、足元の石に注目していただくと、爲三郎記念館の腰掛待合の場合、向かって左側に一つだけ用意されている石の場所がメインゲスト(主客 しゅきゃく)の座る位置だということをお話しました。

 

実際に待合に座ってみましょう。

皆様がお座りになられた眼前には、ここまで歩みを進めてきたお庭の様子と、これから招き入れられる茶室「知足庵」の様子が広がっています。

 

連客(れんきゃく お連れのお客様)側の袖壁には窓が設けられ、そこから見える景色を楽しむことができます。

けれど、主客側には窓がありません。

何かちぐはぐな感じで、違和感を覚えますよね。

 

腰掛待合の窓からの眺め(奥に爲三郎記念館の母屋「爲春亭」を望むことができます)

 

もう一つの謎解き

実はこの腰掛待合、お庭の別の場所から移されてきたものなのです。

もとはお庭の中心、現在の白砂の庭園にありました。

爲三郎記念館の母屋「爲春亭(いしゅんてい)」と向かい合わせに配置され、座りながらその美しい姿を眺めることができました。

 

つまり、もともとは主客と連客の座る位置が逆転していたのです。

そのため、待合のつくりとしては、向かって右側が主客のための席としてつくられたそのままですが、移されたあとに配された足元の石は、より茶室「知足庵」に近い場所になる左側に主客用の石が据えられたのです。

 

石橋を渡って腰掛待合へつづく苑路は、街中にありながら奥山の山居をたずねる風情を醸しています

 

絶好のビューポイント

いまでも、大勢のお客様が爲三郎記念館の母屋「爲春亭」をバックに記念写真を残されます。

かつての腰掛待合は、この絶好のビュースポットをご覧いただくように配されていたんですね。

 

この度のクラウドファンディングの取り組みで、この腰掛待合も茶室「知足庵」もきれいに屋根を葺き替えることができます。

きれいに屋根が葺き替えられた腰掛待合から、知足庵のきれいな檜皮の屋根をぜひともご覧ください。

ギフト

10,000+システム利用料


alt

「ようこそ爲三郎記念館へ」コース

●お礼メール
●芳名板・ホームページへのご芳名記載(希望者のみ)
●古川美術館・分館爲三郎記念館2館共通入館券
・有効期限:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月
●寄付金受領証明書

申込数
132
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

30,000+システム利用料


alt

「お気軽にご参加ください 桜の間で立礼(テーブル席)お茶席」コース

●お礼メール
●芳名板・ホームページへのご芳名記載(希望者のみ)
●古川美術館・分館爲三郎記念館2館共通入館券
・有効期限:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月
●桜の間 立礼(テーブル席)お茶席へのご招待(お土産つき)
・実施:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月の中で別途調整
・詳細は開催の2ヶ月前までにご連絡いたします
●寄付金受領証明書

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


alt

「ようこそ爲三郎記念館へ」コース

●お礼メール
●芳名板・ホームページへのご芳名記載(希望者のみ)
●古川美術館・分館爲三郎記念館2館共通入館券
・有効期限:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月
●寄付金受領証明書

申込数
132
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

30,000+システム利用料


alt

「お気軽にご参加ください 桜の間で立礼(テーブル席)お茶席」コース

●お礼メール
●芳名板・ホームページへのご芳名記載(希望者のみ)
●古川美術館・分館爲三郎記念館2館共通入館券
・有効期限:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月
●桜の間 立礼(テーブル席)お茶席へのご招待(お土産つき)
・実施:修復工事終了後の2025年4月〜2026年3月の中で別途調整
・詳細は開催の2ヶ月前までにご連絡いたします
●寄付金受領証明書

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月
1 ~ 1/ 9

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る