私たちができる事は小さなこと、でもそれを繋げて〜井原わくわくプロジェクトさんから応援メッセージ

JR芸備線井原市駅のある広島市安佐北区白木町の井原地区で活動する住民グループ「井原わくわくプロジェクト」さんから応援メッセージをいただきました。ありがとうございます！

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私たちができる事は小さなこと、でもそれを繋げていきましょう！

　広島市の東端にありほぼ北端に位置する、安佐北区白木町内の小さな小さな地区、井原。そこで地域活性化や、地域における新たな魅力づくりに取り組んでいる団体です。この地区にあるJR芸備線井原市駅周辺には、山の上に整備された美しい公園や、ハンググライダー・パラグライダーが飛び立つ山々、風の流れでゆったりと動く雲海、駅から徒歩圏内にあるホタルスポットなど、あまり知られていませんが、ぶらり訪れてのんびり楽しめる癒しのフィールドがあります。

　芸備線全体の活性化について具体的な案はありませんが、まず自分達が出来る事として、そういった場所に芸備線を利用して訪れて頂くことを目的とした活動をしております。昨年には広島市のご協力を得て、JR井原市駅構内に名所紹介の看板を設置する事ができました。また無料の時刻表が廃止されたので、JR井原市駅用の時刻表を作成し、無料で配布する取り組みを2年連続で行っております。イベントを行う際には芸備線を絡めた企画を実施しており、少しずつではありますが、JRを利用して訪れて下さる人も増えてきています。

　我々の活動範囲は一駅分だけですが、同じように芸備線各駅が活性化していけば、芸備線の新たな魅力の一つとなると思います。まずは地域住民が芸備線の現状を正しく知り、行政と一体となる必要があります。そのためにも、この芸備線魅力創造プロジェクトが企画されているシンポジウムはとてもいいきっかけになるのではないかと期待しています。そして、沿線団体同士が連携していけば、今までは思いつかなかったような新たな発想も生まれそうです。

　沿線住民の皆さん、自分達ができること、現実的なことから一緒に始めましょう。

　頑張ろう、芸備線！

井原わくわくプロジェクト（いばらわくわくぷろじぇくと）

JR芸備線井原市駅がある広島県広島市安佐北区白木町の井原地区在住の30～50代の子育て世代を中心に、個性豊かなメンバーで構成するグループで、2017年から活動を開始。これまで見過ごされがちだった地区の田んぼや山・川などの自然環境を活用し、世代を超えた新たな交流・体験を企画。新しいつながりを創り出し参加者全員で楽しむことで、若者をはじめとする地域住民への活力づくり・地域活性化や、地域における新たな魅力づくり・地域ブランドづくりにつなげることを目指す。2021年9月には「芸備線全線再開2周年芸備線おもてなしイベント いばらスカイスポーツフェスタ」を企画運営。これまでに「いばらdeホタル」「井原ハングパラフォトコンテスト」を始めとする多数のイベントを開催し、芸備線での来場を呼びかける。また、近年では芸備線の利用促進を目的とした「ウインターホタルプロジェクト」や芸備線時刻表無料配布、JR井原市駅構内に地元PR用の看板を設置するなどしている。2023年9月2日にはマツダスタジアムのカープ戦にて「安佐北区わがまち魅力発信」で安佐北区代表として出店予定。