『痛いなんてあたりまえじゃないか』と思う方へ、何が問題なのかをお話します

えばらです。

ネクストゴールに向けて新たな一歩を踏み出しました。

 

皆さまの温かいご支援のおかげで、プロジェクトは順調に進展しております。

 

本当にありがとうございます。

 

本プロジェクトをご覧いただき、

 

「痛みなんて誰でもあるよ。自分だってずっと痛い。」

 

「病院で薬をもらえばいいんじゃない？」

 

「本当に痛いの？」

 

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに、それらは一理あるご意見です。

 

しかし、「慢性の痛み」は単なる痛みとは根本的に異なるものです。

 

私はこれまで、15年以上にわたり腰痛に悩まされてきました。

 

「腰痛は不治の病だ」という言葉が頭を離れず、日々の生活に影を落としていました。

 

理学療法士として活動を続ける中で私の腰痛は改善することができましたが、

 

さらに深刻な「難治性疼痛」と呼ばれるさらに痛みが存在することを知りました。

難治性疼痛

難治性疼痛とは、薬を飲んでも治らず、我慢の限界を超える激しい痛みのことです。その苦しみは、想像を絶するものです。

 

実際、国民を対象にした研究では、慢性疼痛患者の7割が「十分な改善を得られていない」と感じています。

 

こうした方々の多くが、難治性疼痛の入り口に立っている、もしくはすでにその中で苦しんでいるのです。

 

慢性疼痛は国民の5人に1人、つまり約2300万人が抱える問題です。この数字を見て、「それほど多くはない」と思う方もいるかもしれません（がん患者の割合は「2人に1人」です）。

 

しかし、この2300万人という数がいかに大きなものか、お分かりいただけるでしょう。

 

難治性疼痛を広めるために大切なことは

 

慢性の痛み対策を進めるにあたり、私は「痛くない人こそ痛みを知る必要がある」と考えています。

 

現時点で痛みに困っていない方も、活動報告を通じて慢性の痛みや難治性疼痛が抱える社会的課題について知っていただきたいと思います。

 

理解が広がることで、痛みに苦しむ方々への共感が生まれ、支援の輪が広がることを願っています。

 

引き続きのご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。