世界フェアトレード・デーに向けて～末吉里花さんメッセージ～

本日5月9日（土）は、世界フェアトレード・デー。

世界中でフェアトレードのたいせつさをアピールする日です。

 

今日からここでスタートする、生産者さんをサポートするためのクラウドファンディング。フェアトレードを考える日に、ぜひ世界中の立場の弱い人びとに思いを馳せてください。

 

ピープルツリーのアンバサダーでもある、エシカル協会代表理事の末吉里花さんから、世界フェアトレード・デーに向けたメッセージをいただきました。

 

 

今年も世界中でフェアトレードの重要性を喚起する日がやってきました。

例年と大きく違うのは、すべての人たちが新型コロナウィルスの影響を受け、先行きの見えない状況に不安を抱えており、

明日の生活すら脅かされている人たちもいる、ということです。

そういった中、この日を通じてフェアトレードについて考えてもらう意義は何か。

それは、「（目に見えない）人との繋がり」を再発見し、実感してもらうことではないでしょうか。

日本に暮らす私たちは、日々途上国の作り手の方たちにお世話になってきましたし、これからもお世話になっていくはずです。

朝起きて飲む一杯のコーヒーは？子どもたちが大好きなバナナは？

ほっと一息、おやつに食べるチョコレートは？

毎日身につけているコットンは？

どれも途上国の作り手の方たちがいるからこそ、私たちはその恩恵に預かることができるのです。

アフターコロナに、途上国と行ってきたフェアトレードが蔑ろにされることのないよう、

この日に改めてみんなでフェアトレードの重要性を考え、行動に移していきたいです。