ここまでの軌跡　協会の歩み

この度は、聴導犬育成・普及施設建設のためにご支援いただき、誠にありがとうございます。公社）日本聴導犬推進協会の水越です。

皆様からのご支援により、45％達成しました！！ありがとうございます。

 

350万円は、あくまでも第一目標となります。できる限り今回のプロジェクトで建設資金のめどをたてたいと思っております。

ご支援いただいた皆様には、引き続き情報の拡散でご協力いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、私たちが建設したいと思っている施設につきましては、プロジェクトのページに記載されていたり、SNSで情報をお知らせしていたりすると思います。皆様もすでにご一読いただいていることと思います。

 

そもそも、私たちの協会は、日本で最初に聴導犬を導入しようと決めた（公財）日本小動物獣医師会の聴導犬委員会が起源になります。

 

  

（国産第1号と2号の聴導犬・当時の訓練の様子）

 

そこから、聴導犬を専門的に育成しようということになり、NPO法人聴導犬普及協会を立ち上げました。

　

（埼玉事務所設立・普及協会設立報告会）

 

その当時から、専門の育成施設をと考えていたのですが、法人を維持すること

や事業を継続することしかできない状態。

寄付もなかなか集まらないので、人材を増やすことも難しく、職員の「聴導犬を普及・育成したい！」という熱い思いだけで進めている状態でした。だから、ほぼボランティア状態で給与をもらうなんて夢のまた夢。

今考えても、「よくできていたなぁ・・・」と思ってしまいます。

 

支援を集めるための活動も必要でしたが、犬たちを育てる時間を少なくしてまで行うことはできず、それでも法人は運営していかなければならないので、昼間は事務や外部との連絡・調整等と犬たちの管理の時間。訓練は、職員が家に帰ってから日常生活の中で実施する方法がとられています。

この方法は、今も変わらずに続けられていて、一人の職員がいくつもの部署を掛け持ちしている状態で協会が動いています。

 

資金がない・人を増やすことができない・人材育成ができない・聴導犬を育てる人間が増えない、聴導犬を普及させることができない・・・。と負のスパイラル。

 

打開策の第一弾として、公益取得を目的に、一般社団法人日本聴導犬推進協会を設立し、NPO法人聴導犬普及協会から事業を移行。

信頼性の薄いNPO法人ではなく、公益社団法人に認定されることで社会での認知度を上げることができ、支援などが集まりやすくなりました。

 

 

少しずつ、この状況を脱却することができつつありますが、

全てを改善させるためには、協会の活動の中心となる目印・シンボルが

必要です。

 

当協会の活動をサポートしてくれる人をたくさん巻き込み、活動の幅を広げ、支援の輪につなげる。

「聴導犬が当たり前の社会を目指して」進んでいくことのできる活動拠点になると確信しています！

 

ぜひ、私たちの活動にご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。