【活動報告】福岡でおばあちゃんと一緒に暮らしてたななこの物語

 

 

ななこは福岡県でおばあちゃんと一緒に暮らしていました

おばあちゃんは亡くなり親戚の方からの保護依頼でした

 

とてもかわいい顔で人も大好きなななこ

お店に来てすぐ里親希望者さんがありました

 

 

ななこのように飼い主さんが亡くなり

1匹、猫ちゃんだけになるケースは

保護依頼がある成猫のケースでは4割ぐらいを占めています

 

また同じ悲劇をうまないようお店では

里親希望者さんの条件の1つに年齢を設けています

年齢の条件を満たされない場合でも

後見人がいれば可能になっています

後見人の方には電話連絡をしてその旨を理解し承諾しているかの確認、

身分証のコピー、後見人契約書にサインをいただいてます

 

年齢の条件をつけることでクレームも多々ありました

「厳しくするから野良猫が減らないんだ」

「年齢制限を設けるのは違法だ」

 

家猫の平均寿命は15歳です

最後まで猫ちゃんのお世話ができるのか？

年齢関係なく、万が一何かあったときに

猫ちゃんを引き取り終生愛育をしてもらえるか？

 

取り残された動物たちは救いの手がなければ

ご飯をくれる人はいなくなり水も飲めなくなり餓死するか

家が賃貸なら管理会社や大家さんに委ねられ

大半は保健所に連れていくか

外に出され野良猫として生きていくか...

 

そうならないためにも年齢の条件と後見人を立てることは

とても大切な事だと思います

 

 

ななこが人に安心できるのはおばあちゃんのおかげ

ななこは新しいお家でもう1匹だけになることはなく

幸せに暮らしてくれると思います