血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 2枚目
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 3枚目
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 4枚目
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 2枚目
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 3枚目
血管肉腫を治療可能にするために、基礎研究を加速させる 4枚目

寄付総額

5,200,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
362人
募集終了日
2022年12月26日

    https://readyfor.jp/projects/hsa?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年12月31日 17:52

2024年を終えて

皆様こんにちは。青島です。

 

早いもので2024年も残すところあとわずかとなり,本プロジェクトの支援を皆様にお願いしてから 2 年が経ちました。前回更新からも3ヶ月余りが経過しましたので,近況をご紹介したいと思います。

 

・シングルセル解析および空間遺伝子発現解析

皆様のご支援を下に両解析を実施することができました。これにより,血管肉腫の腫瘍細胞一つ一つの遺伝子発現と組織切片上の遺伝子発現が明らかとなりました。どちらについても,どのような遺伝子が働いているかを調べるだけでなく,その遺伝子発現をもとに,同一腫瘍内での血管肉腫細胞の違いや,それらが互いにどのような働きかけを行っているかについて,追加解析を実施しました。膨大なデータの中から今後研究を進めていく対象を絞り込むのに時間を要しましたが,考えを整理して候補を決め,現在実験を実施しているところです。詳細については今年度中にオンラインでの中間報告を実施したいと思います。

 

・研究実施状況

本プロジェクトを終えてからも,多くの方々からご支援を頂いております。研究資金が十分に得られず,チャレンジングな実験を行えないというところから本プロジェクトを開始しました。お陰様で現在は様々な実験を実施できるようになり,今年一年でこれまでの数年分の研究が進んだように思います。私自身は教育や診断・大学業務のために手を動かすことができる時間はかなり限られたものになってきますが,その分学生さん達が頑張って研究を進めてくれています。おかげで研究はかなり進展していますが,それでも技術力・経験力不足で,実験に時間を要してしまうことがあります。豊富な資金力があれば受託解析やキット・自動機器を使用することで,技術力の不足もカバーすることが可能です。いつもいつもお願いばかりの投稿になっていますが,皆様から今後もぜひ応援・ご支援を賜れれば幸いです。

 

・PDXライブラリー

血管肉腫研究を進めるため,我々のグループではイヌ血管肉腫の患者由来組織移植モデル (PDXモデル) の樹立を続けています。ルーチンワークとして日々実施しており,樹立に成功した PDX モデル,そして培養細胞株の数も順調に増えています。これらを利用した研究も立ち上がり,血管肉腫の新たな治療薬発見のための前臨床研究を実施しているところです。本クラウドファンディングを実施したことにより,我々が血管肉腫ライブラリーを保持していることが認知され,多くの方々に声をかけて頂いたことを有り難く思っています。血管肉腫以外のイヌ腫瘍のPDXモデルも作製を続けていますので,血管肉腫以外の研究も今後実施できたらと思っています。

 

・今後の方針

まずは本プロジェクトを終了すべく,シングルセル解析・空間遺伝子発現解析の結果を用いた研究を進めて参ります。また,現在投稿中の論文を仕上げるための追加実験を実施していきます。これらに加え,長らく進めてきた研究プロジェクトの一つがまとまって来ましたので,こちらも論文化を進めていく予定です。

様々なデータが得られる中で,やりたい研究がたくさん出てきました。しかしながら人手不足のためにあれもこれも実施するわけには行きません。しっかりとデータを吟味して,そして自分たちが実施できる研究内容を考えながら,着実に研究を進めて参りたいと思います。今後も進捗を更新してまいりますので,ぜひ今後とも応援をよろしくお願い致します。そして,もしも私の元で大学院生として血管肉腫を実施したい!という方がいらっしゃったらぜひお声がけください。

 

今年一年,皆様のおかげで研究を進めることができました。皆様どうか良いお年をお迎えくださいませ。

 

青島 圭佑

 

ギフト

5,000+システム利用料


【個人向けコース】お気持ち支援

【個人向けコース】お気持ち支援

【個人でご寄附くださる方向けのコースです】
・お礼のメッセージ
・研究報告レポート(PDF)
・寄附金領収書
・北大広報誌,フロンティア基金ホームページへのお名前掲載 (希望者)

申込数
139
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


【個人向けコース】研究報告オンラインセミナー(一般向け/専門向け)

【個人向けコース】研究報告オンラインセミナー(一般向け/専門向け)

【個人でご寄附くださる方向けのコースです】
・お礼のメッセージ
・研究報告レポート(PDF)
・研究報告レポートへのお名前掲載(希望者)
・寄附金領収書
・研究報告オンラインセミナー(Q&Aと終了後のフリートークあり)
・北大オリジナル マルチクロス
・北大広報誌,フロンティア基金ホームページへのお名前掲載 (希望者)

===
研究報告セミナーは2023年3月から研究の進捗に合わせて複数回行う予定です。詳細については、1月中に別途お知らせします。日程が合わなかった方には、録画をセミナー終了から3ヶ月内はご覧いただけるようにする予定です。

一般向けは2023年3月、9月、専門向けは2023年4月、10月に複数回行う予定です。

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000+システム利用料


【個人向けコース】お気持ち支援

【個人向けコース】お気持ち支援

【個人でご寄附くださる方向けのコースです】
・お礼のメッセージ
・研究報告レポート(PDF)
・寄附金領収書
・北大広報誌,フロンティア基金ホームページへのお名前掲載 (希望者)

申込数
139
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


【個人向けコース】研究報告オンラインセミナー(一般向け/専門向け)

【個人向けコース】研究報告オンラインセミナー(一般向け/専門向け)

【個人でご寄附くださる方向けのコースです】
・お礼のメッセージ
・研究報告レポート(PDF)
・研究報告レポートへのお名前掲載(希望者)
・寄附金領収書
・研究報告オンラインセミナー(Q&Aと終了後のフリートークあり)
・北大オリジナル マルチクロス
・北大広報誌,フロンティア基金ホームページへのお名前掲載 (希望者)

===
研究報告セミナーは2023年3月から研究の進捗に合わせて複数回行う予定です。詳細については、1月中に別途お知らせします。日程が合わなかった方には、録画をセミナー終了から3ヶ月内はご覧いただけるようにする予定です。

一般向けは2023年3月、9月、専門向けは2023年4月、10月に複数回行う予定です。

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 30


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る