茨城の高校生の声（２）「自分らしさ」

 

ほしいもグラノーラを考案した茨城の高校生。大成女子高校の探究部に所属する彼女たちが、活動を通じて、なにを感じ、どのように変化したのか。それぞれに書いていただいた感想文を紹介します。

 

□■□「自分らしさ」■□■

 

高校に入学して、部活動をしていなかった私は、二年生になってこの探究部に入部しました。当初は緊張して上手く自分の意見を人に伝えることが出来なかったのですが、素直にありのままで意見を言う三年生の先輩達の姿を見て、そう難しく考えなくていい、言わないと何も始まらないと思い、だんだんと自分の意見を上手く伝えられるようになりました。

 

探究部に入部してよかったと感じたことは、他人の意見に同調をして、周りの意見に流されてしまう以前の自分を、きちんと自分の意見を伝えられる個性を持つ自分へと変えることができたことです。

 

決定的に自分が変わったと感じたきっかけは、各チームごとでほしいも使った商品を考える活動でした。ほぼ先輩の意見に頼ってしまうことが多かったのですが、なるべく先輩の意見を参考にしつつ、自分の意見をはっきり伝えようと心がけました。

 

約一年半、探究部で活動してきた学びを、私は将来就く職業につなげていきたいと考えています。保育士として、子どもと関わっていくことがほとんどですが、もちろんその子どもたちの親、さらに一緒に働く先生方とも関わることになります。その際に自分の意見を素直に伝えられないとしたら、トラブル等を引き起こしてしまう要因になりかねません。探究部で経験したことを生かして、自分らしさを出していきたいです。

 

3年 A.K