患者さんだけではありません

子供の時に発症しやすいⅠ型糖尿病、上の写真の優子ちゃんは生まれてからすぐインスリン注射を必要となりました。彼女は毎日５回のインスリンを自分で打ち病気と闘っています。しかし、闘う相手は病気だけでなく、その病気に関する偏見にも同時に闘っていることを前回紹介いたしました。

https://readyfor.jp/projects/iddm-picture-book1/announcements/10959

しかし、Ⅰ型糖尿病は未だに一般的に理解を得られていないため、患者さん達だけでなく患者家族にまで必要のない噂や中傷に日々苦しめられてしまいます。

100%の力をもってⅠ型糖尿病を発症した子供たちをサポートしたいご両親たちですが、そのようなストレスのせいで、現実には家族が崩壊してしまうケースまであります。

この絵本を少しでも多くの方に読んでいただき、Ⅰ型糖尿病の患者さんとその家族のことをご理解していただければと切に願います。

残り１２日となり、多数の方々のご協力のおかげで目標金額には達成いたしましたが、この絵本をさらに多くの方々にご覧になって頂けるために、さらに多くの皆様の暖かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

絵本翻訳者
満平学