【第14回 活動報告】 想いをかたちに。6年生おむすびメニュー発表会🍙✨

おむすびメニュー発表会を行いました🍙✨

「おむすびプロジェクト」の中でも大切なステップとなる、オリジナルおむすびメニューの発表会を行いました。
これまで学んできた“食べること・作ること・誰かに届けること”を、自分たちの言葉とアイデアで形にしてくれたと思います！

行事が続く時期にもかかわらず、班ごとに集まって一生懸命アイデアを練ってくれました。
具材の組み合わせを考えるだけではなく、

「どんな人に食べてほしいか」「どんな時に食べてもらえたら嬉しいか」

まで言葉にできていたことが印象的でした。

大阪らしさを活かして “たこ焼き” を具材にしたおむすび、
自分の“好き”をぎゅっと詰め込んだ、お気に入り具材のおむすび、
味や見た目のバランスを意識した、丁寧な組み合わせのおむすび。

また、ただ“つくる”だけではなく、
おむすびの名前、キャッチコピー、売り場のイメージ、
さらにはパッケージデザインまで考える班もあり、
「届けたい人」をきちんとイメージしながら考えていたことがよく伝わりました。

当日は、協賛をしてくださっている株式会社山徳さん、

これまでプロジェクトに関わってくださっている農芸高校の皆さん、

そして美原区長の小川様も参加してくださいました。

発表後にいただいた言葉は、どの方も同じような内容でした。

「考えが具体的で、理由までしっかり言えるのが素晴らしい。」

「自分たちが6年生の時には、ここまで考えれていないと思う。」

その言葉を聞いたときの子どもたちの表情は、“ちゃんと届いた”という実感に満ちていました。

そしてこの日の終わりに、もうひとつ大切なことを伝えました。

おむすびの販売は授業として全員が参加するものではなく、「やりたい」と手を挙げた人が参加する “有志” の活動になるということです。

そのうえで「一緒にやってみたい人？」と問いかけると、
迷わずまっすぐに手を挙げる姿が、多く見られました。

「やりたいからやる」
その選択は、勉強でも体験でもなく、自分の意思で未来に向かって踏み出す一歩です。
その姿が何より嬉しく、頼もしく感じられました。

ここまで歩んでこられたのは、子どもたちの努力はもちろん、
支えてくださる先生方、関わってくださる地域の皆さま、
そして見守っていただいている保護者の皆さまのおかげです。

心より感謝申し上げます。

小さな一歩を積み重ねた時間が、子どもたちの中に確かな力となって息づいています。
どうか最後の販売までも、あたたかく見守っていただければ嬉しいです🍙✨