
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 133人
- 募集終了日
- 2018年11月19日
湖陵町の板津焼山遺跡
出雲市教育委員会の発掘調査により大規模な縄文集落の存在が明らかになってきた京田遺跡を中心とする江南地区の遺跡の近くに、湖陵町板津に存在する板津焼山遺跡が存在するが、その内容について知る人は少ない。
2013年3月に、現出雲弥生の森博物館館長花谷浩氏(発掘当時、出雲市文化環境部 学芸調整官)らによる発掘調査報告書が出されている。
それによると、
1 縄文時代から奈良時代までの遺物が出土している。
2 調査A地区からは、弥生土器、須恵器、土師器、製塩土器等が出土した。
3 B地区からは、縄文土器が出土した。縄文早期末の菱根式土器である。黒曜石石製の石鏃、土師器の高坏も出土した。
4 C地区からは、竪穴建物跡が発掘されているが、7世紀末から8世紀前半と推定 黒曜石製の石鏃も出土している。
5 炊飯具のセットが出土しており、生活の痕跡が色濃く残っている。
6 人の活動は縄文時代早期末に既に始まり、その後、弥生時代中期に再開され、
7世紀から8世紀に人々の活動が活発化したと推測される。
7 住居跡は8世紀段階で廃絶している。日本海から吹き上げる飛砂の影響と見られる。
8 遺跡周辺に広がる砂丘地形は、歴史時代による大きな砂の移動によって形成された可能性もあり、厚い砂層の下に、古代縄文、弥生時代の遺構面が存在する可能性がある。
縄文遺跡が少ないことを指摘されてきた出雲地方であるが、徐々に、東北縄文遺跡、長野縄文遺跡に匹敵する素晴らしい縄文文化を有していた縄文集落の存在が明らかになりつつある。
国立歴史民俗博物館の藤尾慎一郎教授によれば、縄文人がマメを栽培してきたことが分かってきたそうである。日本列島には、ツルマメというダイズの野生種や、ヤブツルアズキというアズキの野生種が自生しており、縄文人が1万年前からマメの野生種を採集していたこと、そうした野生のマメの大きさが何千年もかけて次第に大きくなっていったことである。これは、縄文人が野生のマメを栽培種に変化させること即ち栽培化に成功したことを物語っている。
湖陵町の縄文遺跡から栽培化されたマメの痕跡がいずれ発見されるのも時間の問題と思われる。
リターン
3,000円
【感謝を込めて】お礼のメール・活動報告メール
・お礼のメール
・活動報告メール
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
10,000円
【感謝を込めて】古代人骨DNA解析報告会・ご招待券2名様分・活動報告をまとめた冊子
・古代人骨DNA解析報告会招待券2名様分
本プロジェクトの成果を、斎藤成也教授(又は神澤秀明博士)にご報告いただく、報告会へのご招待券を2枚お送りします。
※場所については東京、出雲会場他を予定
※日程・会場は、調整中のため、後日詳細をお知らせさせていただきます。
・お礼のメール
・活動報告メール
・活動報告をまとめた冊子・冊子にお名前
- 申込数
- 82
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年5月
3,000円
【感謝を込めて】お礼のメール・活動報告メール
・お礼のメール
・活動報告メール
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
10,000円
【感謝を込めて】古代人骨DNA解析報告会・ご招待券2名様分・活動報告をまとめた冊子
・古代人骨DNA解析報告会招待券2名様分
本プロジェクトの成果を、斎藤成也教授(又は神澤秀明博士)にご報告いただく、報告会へのご招待券を2枚お送りします。
※場所については東京、出雲会場他を予定
※日程・会場は、調整中のため、後日詳細をお知らせさせていただきます。
・お礼のメール
・活動報告メール
・活動報告をまとめた冊子・冊子にお名前
- 申込数
- 82
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年5月

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