『気候変動・SDGs』について政府・国際機関に政策提言します!
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支援総額

1,838,000

目標金額 1,200,000円

支援者
103人
募集終了日
2021年12月6日

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2022年06月29日 14:38

UNFCCC第56回補助機関会合(SB56)参加報告

皆様こんにちは!JACSESです。

 

6月6日~16日にドイツ・ボンで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第56回補助機関会合(SB56)が開催されました。ボンでの対面会合は2019年以来3年ぶりとなり、JACSESからは遠藤が現地にて参加しましたので、本日はそのご報告をお届けします!

 

 

COP27は「適応のCOP」と言われています

 

今回は、昨年グラスゴーで開かれたCOP26の結果を受け、今年11月にエジプト・シャルムエルシェイクで開かれるCOP27に向け、世界全体の適応ゴールに関するグラスゴー・シャルム・エル・シェイク作業計画グローバル・ストックテイク(GST)、緩和の野心及び実施の規模をスケールアップするための作業計画、ロス&ダメージ(損失と被害)における技術支援を促進するためのサンティアゴネットワークなど、重要な議題が目白押しでした。

 

特にCOP27はアフリカで開催されるということで、適応策やロス&ダメージに関する議題への関心が非常に高く、IPCCが最新の報告書にもとづく科学的知見をインプットしつつ、途上国を中心に気候変動の悪影響や被害の状況、このままでは持続可能な開発・SDGsの各目標の達成にとっても問題であることなど、危機感が示されました。そして、途上国が気候変動の悪影響や被害に対処するための資金・技術移転・キャパシティビルディングといった実施手段(Means of Implementation)への支援が重要だと述べる国も多くありました。

 

各国の緩和策への野心を高めることも言及されました

 

また、適応策やロス&ダメージへの対処とともに、各国が緩和策(温室効果ガス削減)への野心を高めること・1.5℃の道筋から外れないことについても、多くの国から言及がありました。IPCCの最新報告では適応の限界が示されたこともあり、緩和策が進まなければ適応するための負担が増えることやとれる適応策の選択肢がなくなっていくことを懸念する声もあがりました。

 

 

なお、退任する予定であるパトリシア・エスピノサUNFCCC事務局長に対し、各国やオブザーバー組織からこれまでの貢献に対する感謝の意が示されつつ(韓国・メキシコ・スイスなどの環境十全性グループ(EIG)からは"Science is not negotiable" Tシャツが贈呈されました)、COP27ではさまざまな重要議題をバランスのとれた包括的な形で進展させてほしいという議長国エジプトへの期待も寄せられ閉会しました。

 

(日本政府のSB56結果概要については、こちらからご覧いただけます。)

 

私たちもより一層活動に力を入れていきますので、今後ともご協力・ご支援よろしくお願いいたします!

 

リターン

3,000


①全額支援コース

①全額支援コース

●活動報告メールをお送りいたします

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

10,000


②全額支援コース

②全額支援コース

●活動報告メールをお送りいたします

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

3,000


①全額支援コース

①全額支援コース

●活動報告メールをお送りいたします

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

10,000


②全額支援コース

②全額支援コース

●活動報告メールをお送りいたします

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月
1 ~ 1/ 8


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