ミャンマー・チーム代表から手書きのカードが届きました。

寛大なる日本の友人たちへ

高畑勲監督の映画『火垂るの墓』を観たことがあります。何度も涙を流しました。第二次世界大戦中に日本の子供たちが直面した苦しみがどのようなものであったかを教えてくれました。

ヒロシマ、コーベ、フクシマなど、日本は悲劇的な損失や災害に何度も直面してきました。そのせいでしょうか、日本の皆さんが他人の苦痛に対して非常に繊細なのは。いかにして逆境から――灰の中からでさえも――勇気を持って立ち上がることができるかを、私たちは日本の皆さんから学んできました。日本の皆さんは、2008年のサイクロン・ナルギスの被災者にも、そして何十年に及ぶ内戦の被害を受けてきたカレン、カチン、シャン、アラカンの人たちにも、支援をしてくれました。

  
いま、テロリストの軍事独裁者は、ミャンマーの人々を残忍なやり方で殺害しています。またしても寛大で情け深い日本の友人たちが我々に手を差し出していることを知り、一人のミャンマー市民として私は涙を流しました。ミャンマーにとって最も苦しいこの時に、日本の友人が見せてくれた慈愛と慈悲は一筋の希望の光です。いま我々は民主主義と自由を得るために命がけで闘っています。どうか支援を続けてください。いつの日かミャンマーも国際社会の責任ある一員になります。

チェーズーティンバーデー
サイサイ