【活動報告１４４】週刊鹿深の家Vol43　いよいよ仮使用スタートしました！！！

鹿深の家の堺です。

先週10月23日にいよいよ待望の私たちの新しいお家の仮使用許可が下り、引き渡し式が実施されました！待ちに待った新しい建物の鍵が施工業者さんから受け渡され、引越し作業がスタートしました。

引渡し式の日の朝、それまでは毎朝工事業者さんが多数来られ、重機の「音」や工事の「音」が普段の風景と化していましたが、この日はとても静かな敷地内でした。そんな中、懸命に引渡し予定の建物の最後の掃除をして下さっている辻寅建設株式会社さんの社員さんの姿が目に入ってきました。黙々と雑巾で窓ガラスを拭いてくださる姿を見て、とても心を打たれました。その姿がどこかそれまで大切に育ててきた（建築してきた）建物を我が子を送り出すかのように最後まで心を込めていただいているように感じました。私たちは子どもたちを養育するお仕事をさせて頂いていますが、この辻寅建設さんの社員さんのように、子どもたちが自立していくその日まで心を込めて養育することを改めて考えさせていただきました。全く違う職種でありながら、通じる部分があるのではないかと実感しています。

下の写真は、そんな大切に建てていただいた新しい建物の夜の風景を写真に収めてみました。明の夜空に新館のライトが照らされ、とても綺麗で、写真を撮っていると子どもたちが集まり、少しの間ライトアップされた建物を子どもたちと鑑賞し、この綺麗な状態をいつまでも保ちたいねと話をしていました。

11月3日には仮使用に伴う竣工式が開催される予定となっています。次回はその竣工式の様子も皆さんにお伝えできればと思っています。