猫の救世主現る

 とよなか猫のかぎしっぽです。

 

 

ネクストゴール 450万円に挑戦中です。

ご支援、応援、いつもありがとうございます。

 

 

 

今回、1番の心配事がずっとありました。

レスキュー猫の中でも 入院中で退院出来ない猫たちの事です。

 

退院出来ない、里親様募集以前に 大きな病気を抱える猫たち。

以前の活動報告書でも取り上げておりましたが 川西の個人ボランティア様から引き出していただいた乳腺腫瘍のナディア、鶴見緑地猫の会様から引き出していただいた 盲目の猫ちゃん、片目が萎縮している2匹の猫ちゃんなど、疾患のある猫たちを私たちボランティアで保護するにも限界あった中 お申し出いただき本当に感謝しかありませんでした。

 

 

そして 今回 退院が難しい猫たち2匹について 新たなお申し出いただきました。

 

 

神戸    ねこの病院

アールキャットクリニック

 

2匹の疾患のある猫ちゃんの引き出しをしていただきました。

 

 

すずなちゃん

腫瘤

耳の中に腫瘤あり、自壊、大きな潰瘍になっている
眼球を圧迫していて片眼が牛眼症
食欲がなく虚弱

 

腫瘤は簡単に切除する事は難しく 癌の可能性も高く今後たくさんの検査が必要でした。

まずは衰弱した体を回復するために入院中でした。

 

 

 

ジノくん

神経障害 
耳ダニ寄生の治療放置で重症化
神経にダメージを受けてしまったことから旋回歩行・転倒・斜頸などの神経障害あり
神経症状は治療をしても改善は難しい

 

 

動画の方がわかりやすいのですが、耳ダニが三半規管の神経にまで到達してしまっていたため 真っ直ぐの歩行が困難で 処置後は本猫も混乱して 転倒しジャンプ、壁にぶつかるを繰り返していました。

 

 

 

（ボランティアさん預かり当初）

まだ目がうつろなジノくん

 

（ボランティアさん預かり当初）

よろけてベットに転がるジノくん

 

2匹は 今後も治療が必要で 今回のアールキャットクリニック様からの引き取りのお申し出は 本当に感謝してもしきれない ありがたいお話でした。

 

 

アールキャットクリニック様はご夫婦共に獣医師であり、病気の不安を抱えた2匹にとっては 今後の治療も進めてくださるとのことで、なんとも、猫の救世主でした。

 

 

ありがとうございました

 

 

 

 

すでに2匹は病院に移動しております。

 

すずなちゃんは 病院でステイです。

 

こちらは すずなちゃん

ムスっとしてますね

理由は 

→ ウエットはすぐに食べますが　ドライはなかなか手を付けません　頭を撫でるとスリッとしてくれます✨

 

なるほど、「アタシはウェットがほしいのよ」との訴えからのムスっと顔だったんですね。

 

 

すずなちゃんは 耳垢腺癌の可能性が高く 出来る範囲の検査や治療をしていただけるとの事です。

耳垢腺癌は8割悪性で　レントゲンで肺転移等も確認が必要とのことで、まずは体重が1.6キロしかないので 体重を増やし検査となりますが、すずなちゃんがどんな結果であろうと、快適に過ごせる事を最優先に考えてくださり ケアしていただけるとの事で、すずなちゃんにとっては 本当に幸せな事だと思います

（涙）

 

 

そして ジノくんは なんと！

クリニックの患者さんで先生の活動のお仲間 T様のお宅に引き取っていただくことに （涙）

 

ジノくん おめでとう

すでにT様に抱っこされてご満悦の様子

 

 

ゆっくりですが ちゃんと転ばすに歩いています

 

 

うつろだった目もしっかりになってる

 

 

先住さんが見守ってくれてる

 

アールキャットクリニックの先生、そして T様

すずなちゃんとジノくんへ 眩しい新たな猫生へ導いてくださり ありがとうございました。

猫愛で溢れるお気持ちに 本当に感謝いたします。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

そして 今回、このお話を繋げてくださった M様 ありがとうございました。

 

 

遡る事 2年前に河川敷の母猫、仔猫たちにTNRをとご相談から繋がったご縁が 今回の100匹の猫ちゃんに繋がるとは、動物を敬う気持ちって 尊すぎると 今回も改めて感じました。

 

猫の神様 よーみてはる。

 

 

ありがとうございました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

田中裕子