
支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 123人
- 募集終了日
- 2025年5月30日
コラム:川崎病院のこれまでの取り組み
川崎病院の取り組み(全体像)
①救急受け入れ、退院支援への取り組み(クリニック・施設・介護等事業者との連携の充実)
「断らない救急・高齢者に優しい救急」の実現
緊急時にも安心、住み慣れた地域に帰れる
・医師の救急受入体制の強化
・重症患者さんの対応が可能な特定集中治療室を設置
・救急受入~退院までを一貫して治療できる病棟(地域包括医療病棟)の設置
・地域包括ケア病棟を活用し、高齢者によくみられる疾患(圧迫骨折等)の受入
② 新型コロナウイルス感染症や看取り期など、負担の高い在宅医療への取り組み
住み慣れた地域で暮らし続ける・最期は自宅で
・新型コロナウイルス感染症患者さんへの在宅医療の提供
・終末期の患者さんへの緊急往診、訪問診療によるターミナルケア、在宅での看取り
・地域包括ケア病棟を活用したレスパイト入院の受入
川崎病院の取り組み(医療)
私たちは、高齢者を支える医療関係者が安心して働けるように協力体制を整え、地域医療を推進するために川崎病院の「救急総合ケアシステム」を立ち上げました。
このシステムは、救急・在宅・入院を一体化し、地域の医療機関や介護施設・事業者と連携しながら、高齢者に途切れない医療を提供するものです。「困った時には川崎病院が支えます」といった支援体制を整え、地域の方が住み慣れた家でその方らしく過ごせるようサポートします。このシステムを通じて、患者さんとそのご家族、その日常を日々支える方々、救急隊、病院、みんなが安心できる地域医療づくりを深めていきたいと考えています。
2024年7月より「地域包括医療病棟」を開始し、患者さんの入院から退院までを1つの病棟で完結型させることで入院中も同じ医療スタッフが一貫して関わることができ、患者さんが安心して入院治療を受けられる体制を整えています。
これまでの医療提供体制は、ベルトコンベア式の分業体制となる機能分化や入院期間短縮に特化しており、「決められた入院期間が過ぎたので、退院(または転院)してください。」ということが多くありましたし、当院においてもそうでした。病院にとって、病棟運営の困難さははありますが、地域包括医療病棟を設置したことにより、川崎病院の「救急総合ケアシステム」の実現に一歩近づいたと考えています。
これまで一貫して「断らない救急」への取り組みを行ってきましたが、特に2024年度は医師の救急受入体制の強化や重症救急患者を受け入れるHCU(ハイケアユニット)をICU(特定集中治療室)へと機能強化し、またICU専従医の配置により重症者の早期治療・専門科の垣根を越えた医療連携の提供といった機能の充実を図ってきました。
こうした体制の強化を背景に、消防・救急隊からの救急搬送依頼、地域クリニックからの応急依頼、施設・訪問看護ステーション等からの応急依頼など、様々な救急依頼にさらに応えることが叶うようになってきました。
「地域包括ケア」は高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができ、人生の最終段階にも地域で対応できるような仕組みを地域ごとにその特性にあわせて整備しようという概念です。
ただし、高齢者は様々な疾患や生活課題を抱えており、地域で暮らし続けることは容易ではありません。特に、85歳以上の超高齢者が有する疾患として肺炎・心不全・認知症・骨折・褥瘡などが挙げられ、身体機能が低下して要介護状態となる方もたくさんおられます。こうした疾患・状態を背景に、急に調子を崩して救急車で搬送され、軽症の場合は診察・投薬・検査といった外来治療で終了しますが、より重症な中等症では入院治療を受ける、という形で重篤な状態になる前に適切な治療を受けることで再び日常生活に戻ることができます。こうしたことを何度も繰り返しながら、終末期を迎え看取りに至ることになります。
こうした過程を経ながら、住み慣れた地域で暮らし続けるには、医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供し、地域で生活を支えていく必要があります。
しかし、一口に患者さんを「支える」と言っても、その支え方は多種多様であり、患者さんのニーズへの対応と患者さんの抱える様々な「困難」や「不安」に常に対処し続ける必要があります。
川崎病院では、このような課題に対し、「救急総合ケアシステム」を提供しています。
それは、総合診療専門医として病院で外来・入院治療に従事する医師が在宅医となって、在宅医療で地域を支えておられるクリニック在宅医の代わりに往診を行ったり、終末期等で入退院を繰り返すような状況での訪問診療を行ったり、クリニックや在宅からの救急搬送時に当直医として受け入れたりと、普段病院で診ている医師・医療スタッフがさまざまな場面で対応できることで患者さんの不安を和らげ、安心して地域で暮らしていけるような医療を提供しています。
たとえば、90歳でがんになった方の場合、「抗がん剤もいらない、痛みだけ取ってくれたらいい」「人生の残りの時間は、自宅で過ごしたい」という方が多くいらっしゃいます。病気を受け入れたなかで、最後のときをどのように迎えられたいか、その場合どのような治療が最善かということを患者さんご本人や周囲の支える方々とともに対話を重ね、在宅や施設で支える体制を築いていきます。
いわゆる「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング(ACP))」です。また、予め自宅で過ごすと決めても、患者さん自身が「あまりにつらすぎてやっぱり病院に戻りたい」という場合もありますし、ご家族が「こんなに痛い痛いって言うんだったら、自分たちの気持ちが持たない・・・」という場合もあります。
困難に直面した患者さんの状況によってやはりニーズは変わりうるものであり、その対応には、医療の観点からは、在宅医療(往診)・レスパイト入院、そして時に骨折などで入院治療が必要とされれば救急搬送から入院へとつなげていく、そういった臨機応変な対応が求められます。
リターン
3,000円+システム利用料
3,000円コース
・お礼のメッセージ(希望者のみ)
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
・お礼のメッセージ(希望者のみ)
・病院HPへのお名前掲載(希望者のみ)※1
※1 掲載期間は2026年12月末までの6か月程度を予定しております。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
3,000円+システム利用料
3,000円コース
・お礼のメッセージ(希望者のみ)
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
・お礼のメッセージ(希望者のみ)
・病院HPへのお名前掲載(希望者のみ)※1
※1 掲載期間は2026年12月末までの6か月程度を予定しております。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月

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- 47,788,659円
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- 残り
- 8日

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- 94人
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- 9/30











