寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 283人
- 募集終了日
- 2023年7月31日
Keio ABR with 看護学✖️社会学 プロジェクト SFC万学博覧会に向けて
金澤さんがSFCに提出した企画書全文です。
【1】 出展者の研究活動について
研究テーマ:
人の表現が人をエンパワーする Art Based Research
~医療従事者の語りに焦点を当てて~
研究概要:
本研究は、アートベース・リサーチ(ABR)を用いたライフストーリー研究であ
る。ライフストーリー研究とは、ある個人が、調査者である聞き手との出会いの
中で自分の人生を語り、それをもとに調査者がその個人の人生を記述すること
で、個人の主観的見方を明らかにして、一人ひとりの生(ライフ)の経験を理解
するための研究である。ABR とは、アートや文学、映像や演劇などの表現を使用
して新しい形の知識を生み出す手法である。ABR は、専門家のみならず、専門知
識を持たなくても多くの方と体感できるツールであるアート表現を用いること
で、ドラマチックな人生ではないと自身が思っていても、そのひとの経験や体験
は、社会的にも公共的にも十二分な価値を持ち得ること、参加者自身もアートを
通して実感する体験をすることができる。そこで、本研究では、COVID-19 のパ
ンデミック中に医療職として従事していた者達の語りを作品とした。COVID-19
のパンデミック中の医療従事者は、ロックダウンにあっても勤務し続け、医療を
提供するために従事することは変わらなかった人たちであった。語りには、
COVID-19 のパンデミックだったから非常に大変になったということよりも、日
常で患者と接する中で、生きるということ、死ぬということ、自身とは違う環境
や価値観の違う方々に接するということ、育つということ、老いるということ、
患者の家族にはなれない立場であるということ、などの医療環境下の中での社会
だからこそ経験している医療従事者のライフストーリーが語られている。
研究の目的・狙い:
COVID-19 のパンデミックだからどうこうではない、日常の心の葛藤、心的外傷
などへの対処を通して、心の安寧、セルフマネジメントを行い医療に従事してい
くライフストーリーを表現し、研究対象者のみならず、参加者自身もエンパワー
されることを目的にしている。
SFC 内の共同研究者(※いらっしゃれば):
該当なし
今後の展望:
ライフストーリーを ABR にすることで、そのひとの経験や体験が社会的にも公
共的にも価値があること、経験を語ること、語りを聞くことで、各人のエンパワ
ーが高まることを伝えていきたい。
【2】 セッション企画内容
セッションの目的:
COVID-19 のパンデミックでは、医療従事者が注目されるようになり、ニュースやド
キュメンタリーで医療従事者のライフストーリーが紹介されるようになった。しか
し、COVID-19 のパンデミックが落ち着けば、注目されることはない。そこで、本研
究では、COVID-19 のパンデミックを振り返りながら、医療従事者個々の日常の経験
や思いを語り、さらに医療従事者同士が語り合い、その語り合いから派生した気持ち
が揺さぶられた思いなどを表現してもらう。医療従事者としての責任を全うしながら
も自らの思いを語る医療従事者、その語りを聞きつつ反応する医療従事者が、共感し
合い、エンパワーしていく様相が大変興味深く表現される。参加した医療従事者のエ
ンパワーしていく様相を他の医療職や、医療を目指す者、あるいは、いつか患者とな
り得る者、患者やその家族であった者達が、見たり聞いたりすることによって、さら
にエンパワーされる経験を提供することを目的とする。
ORF2025 開催テーマに基づく意義:
医療の世界は、患者にとっては非日常であるが、医療従事者にとっては、日常であ
る。人の生死に関わり、人のライフストーリーの変化に直結し、それに寄り添う中で
感情が揺さぶられることも多い。葛藤・悲観・歓喜・喪失・恐怖などを内面に抱えて
いても、医療従事者としての義務感や使命感のもと、表に出すことなく日常生活を送
っている。そのような医療従事者が、抱えている感情や経験を内に閉じ込めず、ABR
を用いて表現していく。医療従事者が語る場に参加することで、人々が自己投影する
可能性や、他者の経験を自らの経験に置き換える時間となる可能性など、Picnic On
the Landscape の場として提供され、エンパワーできる可能性が高いと考えている。
セッション開催後の展望:
医療系の研究には、数値や統計を用いてエビデンスを示唆する量的研究や、患者や
医療者の語りを記述的あるいは帰納的に分析してエビデンスを示唆する質的研究が主
流である。本研究では、社会学と看護学を融合させ、多くのヒトを1つのデータにま
とめてしまうのではなく、一人ひとりの生(ライフ)の経験を理解することを目的と
している。本研究は、医療系の領域では初めての試みであり、参加者の反応などを通
して、医療系の研究の中で、専門家以外の患者やその家族までもがエンパワーできる
ための方法の1つになる可能性を持つ。
【3】 パネリスト(登壇者)計画(
金澤 悠喜
慶應義塾大学看護医療学部 専任講師 司会進行
パネリスト紹介
岡原 正幸 慶應義塾大学文学部名誉教授 研究概要の説明
金子 悦子
音楽療法士、保育士 語り①およびトークショー
佐藤 靖子
看護師、保育士 語り②およびトークショー
高橋 春美
看護師 語り③およびトークショー
松橋 睦
看護師 語り④およびトークショー
ギフト
5,000円+システム利用料
5,000円寄付コース
・寄付金領収証 ※1
・感謝のメール
・活動報告書あるいはパンフレット(PDF形式でメールで送付)
・活動報告書あるいはパンフレットへの寄付者のお名前掲載(希望制)
・完成作品公開へのご招待(オンライン参加のみ)※2
・オンライン報告会へのご招待 ※3
※1:寄付金領収証は、2023年10月末までに送付いたします。領収証の日付は、慶應義塾へ入金される2023年9月の日付になります。
※2:開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年4月頃にメールにてお知らせいたします。
※3:オンラインで実施します。開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年5月頃にメールにてお知らせいたします。
-------------------------
語り手としての参加/不参加の最終的なご判断はプロジェクト終了の1ヶ月後となります。「希望しない」を選択された方で、後ほど参加をご希望される場合は、クラウドファンディング終了後1ヶ月以内に実行者にご連絡ください。
- 申込数
- 105
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
10,000円+システム利用料
10,000円寄付コース
・寄付金領収証 ※1
・感謝のメール
・活動報告書あるいはパンフレット(PDF形式でメールで送付)
・活動報告書あるいはパンフレットへの寄付者のお名前掲載(希望制)
・完成作品公開へのご招待(オンライン/オフライン)※2
・オンライン報告会へのご招待 ※3
※1:寄付金領収証は、2023年10月末までに送付いたします。領収証の日付は、慶應義塾へ入金される2023年9月の日付になります。
※2:
・開催日時・場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年4月頃にメールにてお知らせいたします。
・オフラインかオンラインの参加が選択できます。
・オフラインの場合は、一口につき2名まで参加可能。会場までの交通費は自己負担となります。
※3:オンラインで実施します。開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年5月頃にメールにてお知らせいたします。
-------------------------
語り手としての参加/不参加の最終的なご判断はプロジェクト終了の1ヶ月後となります。変更がある場合は、募集終了1ヶ月以内に実行者へご連絡ください。
- 申込数
- 132
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
5,000円+システム利用料
5,000円寄付コース
・寄付金領収証 ※1
・感謝のメール
・活動報告書あるいはパンフレット(PDF形式でメールで送付)
・活動報告書あるいはパンフレットへの寄付者のお名前掲載(希望制)
・完成作品公開へのご招待(オンライン参加のみ)※2
・オンライン報告会へのご招待 ※3
※1:寄付金領収証は、2023年10月末までに送付いたします。領収証の日付は、慶應義塾へ入金される2023年9月の日付になります。
※2:開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年4月頃にメールにてお知らせいたします。
※3:オンラインで実施します。開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年5月頃にメールにてお知らせいたします。
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語り手としての参加/不参加の最終的なご判断はプロジェクト終了の1ヶ月後となります。「希望しない」を選択された方で、後ほど参加をご希望される場合は、クラウドファンディング終了後1ヶ月以内に実行者にご連絡ください。
- 申込数
- 105
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
10,000円+システム利用料
10,000円寄付コース
・寄付金領収証 ※1
・感謝のメール
・活動報告書あるいはパンフレット(PDF形式でメールで送付)
・活動報告書あるいはパンフレットへの寄付者のお名前掲載(希望制)
・完成作品公開へのご招待(オンライン/オフライン)※2
・オンライン報告会へのご招待 ※3
※1:寄付金領収証は、2023年10月末までに送付いたします。領収証の日付は、慶應義塾へ入金される2023年9月の日付になります。
※2:
・開催日時・場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年4月頃にメールにてお知らせいたします。
・オフラインかオンラインの参加が選択できます。
・オフラインの場合は、一口につき2名まで参加可能。会場までの交通費は自己負担となります。
※3:オンラインで実施します。開催日時・開催場所は2025年3月頃に決定予定です。詳細については、2025年5月頃にメールにてお知らせいたします。
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語り手としての参加/不参加の最終的なご判断はプロジェクト終了の1ヶ月後となります。変更がある場合は、募集終了1ヶ月以内に実行者へご連絡ください。
- 申込数
- 132
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月

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- 4,000円
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- 981,000円
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- 73人
- 終了日
- 4/30
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- 支援総額
- 1,033,000円
- 支援者
- 58人
- 終了日
- 4/19

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- 340,000円
- 支援者
- 33人
- 終了日
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