「おおぞら会（あびら鉄道交流推進協会）」が発足しました。

　安平町に保存されたキハ183については、初年度は北海道胆振東部地震を受けて、１年間限定組織「安平町復興加速実行委員会」の「鉄道交流事業チーム」として、主に道の駅に保存されたキハ183-214の利活用活動を主体としたボランティアを行ってきました。

　

　2020年度よりあらためて、あびら鉄道交流推進協会「おおぞら会」として昨日（4月12日）発足しました。

 

 

　この会は、４つの活動内容で、今後サポート会員を募集する予定です。
・キハ183の利活用
・道の駅での鉄道イベント開催
・追分駅と石勝線や室蘭線を利用した交流事業
・安平町独自の鉄道グッズ

 

　昨日は、道の駅あびらD51ステーションに保存されたキハ183-214が、「冬眠」から目を覚ましました。昨年11月4日にブルーシートで冬囲いをして、約半年間、風雪を耐えてきましたが、フキノトウとともに、昨日ようやく顔を出しました。

　

　あらためて道の駅の看板として、今年の活動再開です。なんでも、昨年4月19日にオープンして、１年間に87万人もの来場者があったそう。道の駅のスタッフさんも、青空の下で心なしか晴れやかな表情でした。

　感染拡大防止のため、キハ183-214の車内特別公開などは当面中止されますが、収束後はぜひ遊びにきてください。

　

　また、安平町鉄道資料館に保管されているキハ183-220が、昨日、保存後初めて車庫から顔を出しました。

　

 

　エンジンオイルや燃料は抜かれたままですが、ブレーキを解除して、「みんなで押して、車庫から出してみよう！」ということになり、少しだけ『クラ』から顔を出しました。その後、ちょうど近くにいた小学生らにも声をかけて、みんなで車庫に押し戻しました。

 

　もともとD51320 が保存されていた場所に、居抜きで入居しただけあって、冬場を越してもまったく傷みもなく、ピカピカでした。

 

　準備が整い次第、サポート会員の募集を行いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。