【保存施設見学報告シリーズ】有田川鉄道公園

本日も活動報告をご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

国鉄型キハを保存するにあたり、キハ２８が引退をすることが決まった辺りから全国の保存施設を見て回ることをしております。

 

2023年5月21日、和歌山県は有田川鉄道公園に行ってまいりました。

 

 

有田川鉄道公園は、かつて和歌山県有田郡吉備町（現在の有田川町）の藤並駅と金屋口駅とを結んでいた有田鉄道の金屋口駅を利用した鉄道公園です。有田鉄道は2002年12月31日限りで廃止されました。（wikipediaより一部流用)

経営は有田川町だそうです。

 

 

展示物や鉄道模型ジラマなどがある鉄道交流館や、廃線跡線路を利用した有田鉄道気動車の体験乗車運転線路などがあります。

 

 

元祖、第三セクター鉄道等に向けて作られた2軸レールバスです。

樽見鉄道や三木鉄道などで走っておりましたね。

訪問当日はこの車両で体験乗車が行われておりましたので実際に乗車してみました。

 

 

 

鉄道交流館前からいったん西へ延びる線路を端まで行って折り返し、

旧金屋口駅に到着です。

この駅はとても雰囲気が素晴らしい！！

 

 

 

実はここが一番見学したかったのです。

 

何ともレトロな終端駅、この構造やホームの位置関係はまるで

 

お分かりいただけますでしょうか。なんとなく考えていることがｗ

あ、そうそう、有田川さんといえばキハ58003

キハ58を両運転台にした車両でもと富士急行の車両で、

今回クラウドファンディング対象であるキハ28も仲間になります。

この日は残念ながら公開日でなくて、車庫内で休んでいる所を乗車体験車両から撮影しましたがちょっと不鮮明で申し訳ありません。ボランティアの皆様が自ら塗装を修繕されていて丁度塗りあがったばかりという非常に綺麗な状態を見ることができました。

 

スタッフの方ともお話させていただきました。

当日体験乗車の運転をされていた方、なんといつも拝見していた貨物専用線の訪問撮影ブログやユーチューブ動画公開をされている方でビックリ、お会いできて嬉しかったです。

 

鉄道パーク運営を行政が行っている場所でしたので大変勉強になり、ちょっと遠くまで行った甲斐がありました。

いずれは、このような施設をが出来れば理想ですが、まずは車両の修繕と動態保存を目指して参りたいと考えております。