シリア難民キャンプの子どもたちの教育と居場所を守りたい!
シリア難民キャンプの子どもたちの教育と居場所を守りたい!

支援総額

3,657,000

目標金額 1,800,000円

支援者
247人
募集終了日
2018年12月25日

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2018年12月22日 08:00

【残り3日】シリアからのラジオ

 ヨルダンからこんにちは、松永です。

 ザアタリキャンプの中では、約7割の就学年齢の子どもたちが、学校に通えているという数字が出ています。

 ただ、やはり中学、高校生に当たる高学年になってくると、次第に就学率が低くなります。児童労働や早期結婚など、大きくなればなるほど、通学を阻む要因が増えてきて、学校にやってくる生徒数も減ってくるのです。

 

 ザアタリキャンプはシリア国境から15キロほどで、遠くにはスウェイダ山という山の稜線が見えます。

 国境に近いこともあって、キャンプ内やキャンプ付近では、シリアのラジオを聴くことができます。いくつかの局が聴けるようで、KnKの先生、アブダッラは出勤途中に、よくシリアのラジオを聴いています。

 先日聴いていたラジオ局は、音楽中心ですが、5分ぐらいのニュースや、ゲストを呼んでの会話なども流れていました。

 耳についたのは、CMでした。

 シリア国内で活動しているUNICEFが、「学校に戻ろう」というキャンペーンをしているのが、ラジオから流れてきていました。

 シリア国内でも、学校に行けていない子どもたちがたくさんいることを、この呼びかけは意味しています。

 

 キャンプに住んでいる子どもたちは、自分の国から逃げてきていますが、教育の機会を得ようとすれば、得られる状況にあります。

 母国ではないところにいるからこそ、教育を受ける機会を、大事にしてほしいと強く思っています。これから、どこに子どもたちが行こうとも、きっと教育はいつでも、彼らの味方になってくれるからです。

 

 シリア国内の子どもたちは、この「学校に戻ろう」という呼びかけを、どんなところで聴いているんだろうか、と想像します。

 田園地帯を走る車の中、アパートメントのひしめく街の中の一室、瓦礫を撤去する作業をしている現場、砂漠地帯のテントの中。

 それほど遠くない、あの山のふもとの街でも、誰かが聴いている、そう思うと、シリアという国が、随分近く思えました。

 

リターン

3,000


「知る」支援

「知る」支援

■2018年11月下旬に刊行する書籍『わたしは13歳、シリア難民。 ──故郷が戦場になった子どもたち』1冊をお送りします。

申込数
59
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


「広げる」支援

「広げる」支援

■2018年11月下旬に刊行する書籍『わたしは13歳、シリア難民。 ──故郷が戦場になった子どもたち』をご自宅用とギフト用(シリア難民の子どもたちが描いたイラストで包装)の2冊お送りします。
シリア難民に対する温かい関心の輪を広げてください。

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

3,000


「知る」支援

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■2018年11月下旬に刊行する書籍『わたしは13歳、シリア難民。 ──故郷が戦場になった子どもたち』1冊をお送りします。

申込数
59
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


「広げる」支援

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■2018年11月下旬に刊行する書籍『わたしは13歳、シリア難民。 ──故郷が戦場になった子どもたち』をご自宅用とギフト用(シリア難民の子どもたちが描いたイラストで包装)の2冊お送りします。
シリア難民に対する温かい関心の輪を広げてください。

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月
1 ~ 1/ 9


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