支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 1,180人
- 募集終了日
- 2025年8月20日
【プレ活動報告②】刀剣発見の経緯について
公開より4日間、引き続きたくさんのご支援を賜っておりますこと、篤く御礼申し上げます。
クラウドファンディングの計画当初は、当社の事業として行う刀剣修復をご支援いただくものと思っておりました。
しかしながらこの4日間、お寄せいただいた応援メッセージを拝見するうちに、支援者の皆様方と共にプロジェクトの実現に向けて歩んでゆくのだな、ということを実感しております。
温かなメッセージの数々、本当にありがとうございます。
本活動報告では、皆様もプロジェクトを内側から見ていただけるよう、開始前の経過も含めてお知らせを行ってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
◇ ◇ ◇
さて、プロジェクト開始前の活動報告第2回、刀剣発見時の状況についてお知らせします。
当社の宝蔵は、享保3(1718)年に建てられた土蔵で、境内西側に位置しています

内部は2階建てとなっていますが、階段を上がると長持(木製の大きな木箱)がたくさん積み上げられ、足の踏み場もないような状態でした。
収蔵品が気になっていたものの、そのままでは長持の中身をあけるスペースすらありません。
まずは、一部を仮に搬出し、テトリスの要領で作業場所を確保するため、別の倉庫の片付けから始めざるを得ませんでした。
最初に着手したのは、スレート・トタン葺きのこんな倉庫でした。

それらを搬出し、整理し直してなんとかスペースを捻出しました。
そうして宝蔵にたどり着いたのは、2年目の夏。
内部なカビの匂いが充満している上、積年の埃のため少しの作業ですら体中真っ黒になり、防塵マスクをしていても、鼻がむず痒くて堪らないうえ、ゴム製マスクなので汗で水浸しに。
資料や什物を動かすたびに紙魚(害虫)が這い出してきたりと、真夏に行うには過酷な作業です。
さらには、大量の竹光や砲弾が出てきて大阪府警本部から爆弾処理班にお越しいただくなど、想定外の出来事には事欠きませんでした。
処分してしまったのですが、残しておけば夏祭の渡御で総代さん方に
帯刀してもらえたと今になって後悔しています。
万一信管が残っていたら…と肝を冷やしました
ほかにも貴重な棟札(こちらも所在不明になっていた資料が多数!)や、戦前の教科書類など雑多な資料も含め、あまりの物量に阻まれ、通常の社務の合間合間で進めていたので、最深部にたどり着いたのは翌年の夏でした。
奥だけは四周が鉄板で覆われているものの、埃の多さとかび臭さ、紙魚の存在は変わらず…
そんな環境ではありますが、平野郷・当社の歴史を物語る貴重な資料の数々が所蔵されています。
境内における軍勢の通過、乱暴狼藉を禁じる旨が記されています。
本文でもご紹介している連歌所で行われた連歌会の記録です。
戦後に奉納されたとみられる登録証つきの刀剣もちらほら。
いずれも管理の悪さが否めません…
そんなか、突如でてきた謎の箱。
ここから今回の物語が始まったのでした。
リターン
100,000円+システム利用料

【8/12追加】3本とも研ぎ作業見学+粒子入り御守り+刀剣保管用の桐箱にお名前掲載コース
●3本(国永作と推定される剣、大太刀、太刀)の研ぎ作業見学(※1)
国永作と推定される剣:2025年10月中を予定
太刀:2026年2月~3月を予定
大太刀:2026年4月~8月を予定
●研磨粒子入りの御守り
●桐箱(刀剣保管用)へのお名前掲載
●お披露目展示へのご招待(※2)
●刀剣写真のポストカード
●刃文箔押しの御朱印
●原田一敏先生による修復刀剣に関するご講演視聴権(オンライン配信)(※3)
●お礼状
●研究報告レポート
(※1)1口2名様まで、杭全神社内での実施となります。詳細は実施予定月の2か月前までにご連絡いたします。
(※2)1口2名様まで、2026年10月中の実施を予定、詳細は2026年5月末までにご連絡いたします。
(※1~2)交通費等はご自身でご負担ください。
(※3)実施日程:2026年10月実施を予定、詳細のご連絡:2026年8月末まで
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 13
- 発送完了予定月
- 2026年10月
15,000円+システム利用料

【8/4追加】刀剣3振の押形手ぬぐい
皆様への感謝と第二目標達成を目指す想いを込めて追加を決定!
●刃文押形の注染手ぬぐい
刀剣修復後に作成する 3 本それぞれの押形をベースに、伝統的な染めの手ぬぐいを縫製いたします。
染色する色の決定にあたり、皆様からぜひご意見をいただきたく、支援時にアンケートを設けておりますので、ご回答いただけますと幸いです(必ずしもご希望に沿うことができない場合もございます。あらかじめご了承ください)
●お礼状
●研究報告レポート
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年10月
100,000円+システム利用料

【8/12追加】3本とも研ぎ作業見学+粒子入り御守り+刀剣保管用の桐箱にお名前掲載コース
●3本(国永作と推定される剣、大太刀、太刀)の研ぎ作業見学(※1)
国永作と推定される剣:2025年10月中を予定
太刀:2026年2月~3月を予定
大太刀:2026年4月~8月を予定
●研磨粒子入りの御守り
●桐箱(刀剣保管用)へのお名前掲載
●お披露目展示へのご招待(※2)
●刀剣写真のポストカード
●刃文箔押しの御朱印
●原田一敏先生による修復刀剣に関するご講演視聴権(オンライン配信)(※3)
●お礼状
●研究報告レポート
(※1)1口2名様まで、杭全神社内での実施となります。詳細は実施予定月の2か月前までにご連絡いたします。
(※2)1口2名様まで、2026年10月中の実施を予定、詳細は2026年5月末までにご連絡いたします。
(※1~2)交通費等はご自身でご負担ください。
(※3)実施日程:2026年10月実施を予定、詳細のご連絡:2026年8月末まで
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 13
- 発送完了予定月
- 2026年10月
15,000円+システム利用料

【8/4追加】刀剣3振の押形手ぬぐい
皆様への感謝と第二目標達成を目指す想いを込めて追加を決定!
●刃文押形の注染手ぬぐい
刀剣修復後に作成する 3 本それぞれの押形をベースに、伝統的な染めの手ぬぐいを縫製いたします。
染色する色の決定にあたり、皆様からぜひご意見をいただきたく、支援時にアンケートを設けておりますので、ご回答いただけますと幸いです(必ずしもご希望に沿うことができない場合もございます。あらかじめご了承ください)
●お礼状
●研究報告レポート
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年10月

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,525,000円
- 寄付者
- 2,849人
- 残り
- 29日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
- 現在
- 216,818,000円
- 支援者
- 12,292人
- 残り
- 29日

聖武天皇が建立し日本武尊を祀る礒崎神社本殿の修復にご支援ください!
- 現在
- 675,000円
- 支援者
- 121人
- 残り
- 1日

坂本龍馬ゆかりの御神木、倒壊。京都・武信稲荷神社「希望の再建」へ
- 現在
- 6,475,000円
- 支援者
- 338人
- 残り
- 46日

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
#観光
- 現在
- 73,886,000円
- 支援者
- 6,380人
- 残り
- 32日

久賀島の歴史を後世に語り伝えたい・潜伏キリシタン資料館サポーター
- 総計
- 4人

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
- 総計
- 530人


.png)
.png)
.png)












