永野靖さんからの応援メッセージ＜44/90＞

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応援メッセージ44番目は、ゲイであることをオープンにし、長きにわたってセクシュアルマイノリティの権利擁護に取り組んでこられた弁護士の永野靖さんです。メッセージ、ありがとうございます！

同性愛に関する正しい情報を得ることが絶望的なまでに困難だった私の学生時代。同性愛という自分の欲望は一生押し殺して生きていくしかない、そう覚悟を決めていた。そんな時代に偶然見つけた大塚隆史さんの「君たちはぼくらゲイを知らない」という文章（雑誌『宝島』1979年12月号に掲載）。そして、これもまた偶然見つけたJGCの『CHANGE』というミニコミ誌。ゲイリブの考え方を伝える大塚さんやJGCの真っ直ぐなメッセージは、暗闇に差した一筋の希望の光だった。
他にも1970年代からゲイリブの試みがあったと聞く。こうした先人たちの格闘を是非記録として残しておきたい。そのためにも「アーカイブ」の創設を心から応援する。

（弁護士　永野 靖）