【プロジェクトメンバーから皆さまへ⑤】五十嵐ゆり

昨日、目標金額には到達しましたが（感謝！）、実はクラファン終了まで、まだ１日、残っています。よかったら是非、さらなる上積みのご支援をよろしくお願いします。

 

本プロジェクトを運営していますプライドハウス東京「文化・歴史・アーカイブ」チームのメンバーから皆さまへ、プロジェクトへの熱い思いと感謝のメッセージです。５人目は、NPO法人Rainbow Soupの五十嵐ゆりさんです。

 

※写真は五十嵐の「永遠のバイブル」。この本に出会わなかったらどうなっていたことやら。

 

まずは多くの方のご支援・応援をいただいて、目標金額に到達することができたこと、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

 

このプロジェクトに関わろうと思った理由の一つに、私自身の過去の失敗があります。90年代の頃から少しずつ買い集めていたLB女性向けのミニコミ誌を、引越しの際に処分してしまったのです。当時の私はそれらがどれだけ貴重なものか、分かっていませんでした。LGBTコミュニティ・アーカイブの取り組みに参画することで、その苦い経験をある意味「昇華」させられないだろうか、貴重な資料の散逸を少しでも減らし、次の世代にバトンタッチしていくための土台づくりに関われたら…。そんな思いがありました。

 

クラウドファンディングがスタートした8月の頃、はるか高い目標金額にびびりながらもプロジェクトメンバーと共に走り、少しずつご支援・応援の声を寄せていただく様子を目の当たりにしながら、「やはり今やらねば」という覚悟のようなものも、形作られていったように感じます。そして、共に歩もうとしてくれる多くの方々の存在も、本当に心強いものがあります。

 

皆様のご支援のおかげで、LGBTQコミュニティ・アーカイブの取り組みがこれから本格的に始動していきます。多くの方と地域を越えて連携しながら、丁寧に築いていきたいと思っています。どうぞ今後もあたたかいエールをお寄せください。

（NPO法人Rainbow Soup　五十嵐ゆり）