
支援総額
目標金額 470,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2024年2月14日
人類はカラハリ砂漠で直立二足歩行になった? 『カラハリが呼んでいる』を読んで生まれたヒラメキ
1月8日の夕方、散歩をかねて、街中に食材を買いにいく途中で、
Bareishotenという本屋さんをみつけた。
小さな本屋だけど、心のこもった在庫ぶりが感じられて、
好感をもった。
そこで
「シモーヌ・ヴェイユ・アンソロジー」(河出文庫)
を買おうとしたら、
もう一冊、気になる本に出会った。
「カラハリが呼んでいる」(ハヤカワ文庫)

1970年代に、アメリカ人の生態学者の若夫婦が、
カラハリ砂漠で7年間、
ハイエナやライオンの生態観測をしたドキュメント文学。
これが滅法おもしろくて、一気に読んでしまった。
ヒトにであったことのない、野生のライオンやハイエナは、
興味津々でヒトの生活を覗きに来る
そして交友関係を築いていく。
僕はまだ、カラハリ砂漠に行ったことがないけど
彼らの生活をリアルに感じられた。

なんとこの夫婦は、途中から自家用飛行機で、
野生動物の観察をするようになる。
飛行機で動物を見つけたら、
そこに車を走らせて、滑走路をつくり、
あらためて飛行機で乗り付ける。
ずいぶんダイナミックな自然観察だなあーと
感心したのだけど、
それくらい平坦で何もないところなのだろう。
山ばかりの日本では想像もできない世界だ
https://www.hayakawabooks.com/n/ne0bd9738c444
この本を読んで、
人類の「直立二足歩行」と、「真社会性」は、
カラハリ砂漠で始まったのかもしれないと思った。
カラハリ砂漠は、とてつもなく平坦だから、
遠くを見るためにミーアキャットのように
初期人類は直立二足歩行になったのかもしれない。

一年間で雨が降るのは2~4か月。
これも決まってるわけではなくて
気まぐれ。
そんな過酷な環境下で、
ヒトは、他の肉食獣が殺した獲物を、
まるでハイエナのように横取りして生きていた。
横取りした草食獣の死体を、手際よく運ぶうえでも、
直立二足歩行は便利だった。

真社会性というのは、共同体として生きる動物のこと。
なんと、カラハリ砂漠では、
単独で暮らしていると思われていたハイエナが
自分の子供かどうかにこだわらず、
誰の子供でも世話をする、と書かれていた。
過酷な環境で、餌を探しにいったまま、
親が帰ってこないことがある。
そんなときでも、子供が生き延びれるように
ハイエナは真社会性動物に進化したのだろう。
ヒトもこの過酷な環境のなかで、
より密接な共同体生活を
おくるようになったのかもしれない。
カラハリ砂漠の研究は進んでいない。
次なるクラファンで、ぜひ取り上げてみたいと思う。

リターン
5,000円+システム利用料

お気持ち応援コース
お礼状(PDF形式でメールで送付)
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料

現地講演仮想聴講コース
現地で行った講演資料(PDF形式でメールで送付)
※英語の論文です
- 申込数
- 19
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5,000円+システム利用料

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