
支援総額
目標金額 470,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2024年2月14日
学会発表の成功を祈願して熊野詣で
7月1日から6日まで、学会発表の成功を祈願して熊野詣でにいってきましたのでご報告します。
熊野詣で
ー 熊野なる玉置の宮の弓神楽弦音すれば悪魔退く
1.学会事務局との不穏な意志不疎通
9月の南ア・古生物学会と、10月のインド言語学会の予稿締め切りは、どちらも6月15日だった。南アには予稿を2本(直立二足歩行のカラハリ起源仮説、オトガイ化石KRM41815はデジタル進化の象徴である)、インドは「21世紀の言語学」というテーマなので予稿を5本(文字とBit発明後のデジタル進化、学習と思考の分子生物学、識字は脳内でどのように保持されるのか、概念と群論の使用、科学的概念学習のための再生的学習)を提出したのだが、いまひとつ事務局の反応が芳しくないなあと感じていた。
斬新な内容なので多少の軋轢は覚悟していたのだが、なんと、6月28日金曜日に、三井住友銀行から電話があり、「5月17日づけで南ア古生物学会に送金した1万ランドが、送り先不明で返金されてきた」という。発表者以外の随行者にもひとりあたり2500ランドという高額な参加費を要求してきたのは学会であり、日本の外国送金手続きが必要とするからということで請求書まで作ってもらって送金したのに、それが返金されるというのは、アリエナイ。銀行も前代未聞の珍事に対応を苦慮していた。
参加を拒絶するつもりだろうかと一瞬悩んだ。しかし、僕の手元には5月25日付で南ア古生物学会の財務担当が署名した領収書がある。送り先不明なんてどう考えてもおかしい。この動きは不穏である。
たまたま、そこに海洋リモセンとユネスコ職員の先輩から、「7月1日から6日まで十津川あたりを中心として紀伊半島をドライブする」計画に参加を予定していたひとが一人参加できなくなったので、宿代は払わなくてよいからと欠員補充の誘いが舞い込んでいた。もしかしたらこれは熊野の神様からのお導きかもしれないと、お誘いにのることにした。
2 悪霊退散の神社を教わる
宿は、紀伊勝浦、十津川村、本宮町を五泊転々として、レンタカーでドライブしたのだが、二日目の宿で夕食のときに顔を合わせたお一人様の男性は、東京から玉置神社にお礼参りに来たという。玉置神社は、世界でも珍しい悪霊退散の神様で、霊験もあらたかで、2月にお参りした成果があり、お礼参りにきたそうだ。お礼参りの直後にも良い知らせが電話で入ってきた。
この神社には、神社に呼ばれた者しか参拝が許されず、降雪のために山に登れなかったり、道に迷ってたどり着かない人もいるのだという。もしかしたら僕は呼ばれたのだろうか。これは行くしかない。
翌朝は、好天に恵まれ、細い山道を車で登り、駐車場から社殿まで15分くらい参道を歩いた。昇殿参拝の受付の方は、ひとかたならぬ言語学の知識をもっており、YouTubeでフーコーとチョムスキーの論争も観ておられた。デジタル言語学は、ヒトの言語が自然に進化したことを明らかにしたとお伝えすると、非情に興味をもってくださり、心強く感じた。そして、今おかれている事情を簡単に説明すると、「心願成就」のご祈祷をするようにすすめられた。
おもしろいことに、南ア古生物学会とのコミュニケーションはその日のうちに復活し、インド言語学会からも翌日連絡がきた。神のご加護としか思えない。翌朝、紀伊勝浦の海を見下ろす宿から、美しい日の出をみることができたが、これも神様からのメッセージだと感じた。
このたびは熊野の神に導かれ玉置神社にお参りいたす
熊野灘昇る朝日は雲を染め海に太しき道を示せり
雲ひとつなき空染める朝焼けは神の御業か勇気いただく
地の熱に陽の熱も受け露天風呂神の力が体を包む
リターン
5,000円+システム利用料

お気持ち応援コース
お礼状(PDF形式でメールで送付)
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料

現地講演仮想聴講コース
現地で行った講演資料(PDF形式でメールで送付)
※英語の論文です
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
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5,000円+システム利用料

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