目指すは共存できる未来|アフリカマナティー保全プロジェクト
目指すは共存できる未来|アフリカマナティー保全プロジェクト 2枚目
目指すは共存できる未来|アフリカマナティー保全プロジェクト
目指すは共存できる未来|アフリカマナティー保全プロジェクト 2枚目

支援総額

2,182,000

目標金額 1,700,000円

支援者
182人
募集終了日
2023年10月22日

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2023年10月06日 07:30

アニメに感謝!アフリカマナティー共同研究の裏話

私たちは、アフリカマナティー保全プロジェクトとして、カメルーンのマナティーの生息地回復&環境教育の実施を目指しています。

 

日本の私たちが、なぜカメルーンのマナティーに関わることになったのか?

 

おもしろいご縁でつながった背景をご紹介いたします!執筆者は菊池夢美です。

 

アマゾンマナティーの野生復帰

 

私は、大学院生時代から、ブラジルやペルーとの共同研究で、アマゾンマナティーの行動研究をしています。

 

ブラジルの国立アマゾン研究所や、ペルーのアマゾンレスキューセンターでは、マナティーを保護、飼育しています。

 

そして、彼らが元気になったら、半野生の環境でリハビリをして、その後にアマゾン川へ放流する野生復帰を開始しました。

 

私はこれに参加して、放流後のアマゾンマナティーの行動を調べるために、バイオロギングという研究手法を使いました。

 

バイオロギングは、動物に機器を装着して、動物自身に行動や生理などの情報を記録してきてもらう研究方法のこと(バイオロギング研究会

 

また、行動調査の他にも、現地での環境教育に参加してきました。この活動を通じて、環境教育の大切さを学びました。

 

放流前のマナティーのお披露目会(©️菊池夢美)

 

当時の私は、Facebookを利用して、アマゾンマナティーについての情報や、野生復帰の様子を日本語と英語で発信していました。

 

これが、アフリカや各国の学生、研究者、NGO団体に届いたのです。

 

 

日本アニメ・ファンからの連絡

 

ある日、FB経由で、海外の女性からメッセージが届きました。プロフィールを見ると、東南アジアの出身で、センザンコウの保護活動をしているようです。

 

あなたは日本人のマナティー研究者だよね?

友人がアフリカマナティーの研究をしてるから、紹介したいんだけど、いいかな?

 

なぜ私に? マナティー研究者ならアメリカにたくさんいるのに?

日本で細々と活動している私に連絡がきた理由が全くわかりません。聞いてみると

 

日本のアニメが好きだから!あなたの活動もチェックしてたんだよ。

 

そんなこともあるんだ!と驚きました。

 

これまでにも、南米の日本人が少ない地域では、若い学生さんから「日本の方ですよね?アニメとか歌とか好きなんです!」と声をかけてもらう機会が多くありました。

 

『日本』の人と話してみたい、という若い人たちとの交流は楽しくて、嬉しいことでした。日本のアニメに携わる皆さま、本当にありがとうございます。

 

こうして、センザンコウの彼女に紹介されたのが、カメルーンのNGO団体AMMCOの代表、Aristideです。

 

 

いざ、アフリカマナティーへ

 

メッセージを受け取った時は、アマゾンマナティーのプロジェクトがひと段落しつつあって、次の活動を考えていました。このタイミングで声をかけてもらえて、運が良かったと思います。

 

アフリカマナティーの研究はすすんでいないし、本やレポートもほとんどありません。

 

謎だらけのアフリカマナティーに関わることになって、ものすごくワクワクしました!

 

翌年、スペインで開催された国際水生ほ乳類学会に参加して、AMMCOのメンバーと会いました。そこで具体的な打ち合わせをして、助成金の申請、プロジェクト実施となったのです。

 

カメルーンでの活動の様子(©️菊池夢美)

 

AMMCOのメンバーからも、FBで活動をみていたよ、と言ってもらいました。情報発信を続けることは大切だと感じました。

 

こうして、私がメッセージを受け取ったことで、マナティー研究所としてアフリカマナティーの活動に参加することとなりました!

 

日本には言霊という考え方もありますが、言葉にして発信することは本当に大切だと思っています。

 

自分がやりたいことや、やっていること、その成果などを言葉にして発信し続けることで、ご縁をたぐり寄せることができるのかもしれません。

 

みなさんもぜひ、やりたいことを発信し続けてみてください。私たちのように、思いがけない出会いがあるかもしれません。

 

 

<お知らせ>

 

10/22(日)23:00まで挑戦中のアフリカマナティー保全のクラウドファンディングでは、現地ガイドのリターンをご用意しています。(注意事項を必ずお読みください)

 

こちらは、企業や団体の皆様の研修としてもご活用いただけると思います。

皆様のご参加をお待ちしております!

 

私たちのプロジェクトへの応援をどうぞよろしくお願い致します。

 

リターン

3,000+システム利用料


リターンご不要な方へ/応援コース(3,000円)

リターンご不要な方へ/応援コース(3,000円)

グッズ等をお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く現地での活動や環境教育の実施のために大切に使わせていただくコースです。

・お礼のメール
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


マナティーと一緒コース

マナティーと一緒コース

繁田穂波(水棲生物画家)氏によるオリジナルイラストをつかったグッズです。

・繁田穂波デザインのステッカー
・繁田穂波デザインのポストカード

カメルーン在住のイラストレーター(Annick MHT)によるイラストをつかった
・オリジナルデザインのデスクトップ画像

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

3,000+システム利用料


リターンご不要な方へ/応援コース(3,000円)

リターンご不要な方へ/応援コース(3,000円)

グッズ等をお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く現地での活動や環境教育の実施のために大切に使わせていただくコースです。

・お礼のメール
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


マナティーと一緒コース

マナティーと一緒コース

繁田穂波(水棲生物画家)氏によるオリジナルイラストをつかったグッズです。

・繁田穂波デザインのステッカー
・繁田穂波デザインのポストカード

カメルーン在住のイラストレーター(Annick MHT)によるイラストをつかった
・オリジナルデザインのデスクトップ画像

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月
1 ~ 1/ 31


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