【8mm映写室#11開催報告】かさま郷想曲（茨城県笠間市）

本日、地域映画を上映し、座談会を行う「8mm映写室」第11回を松本市の山山食堂にて行いました。

 

今回の上映作品は「かさま郷想曲」2021年に茨城県笠間市で制作された作品です。

おかげさまで、満員御礼。

 

初めて8mm上映会に参加してくださる方もいて、

さらには、なんと笠間での地域映画の実現に尽力してくださった笠間市職員の方２名も松本に来て参加してくださいました！

 

18:00〜の上映

上映後座談会

 

『子供が沢山映っていて、みんな楽しそうに遊んでいて、子供の力を感じた』

 

『高校時代の部活では映画研究会で8mmで自主映画を作っていた。8mmの映像には独特の魅力があると思う。』

 

『8mmの映像を見ながら、撮影者やご家族に大学生がインタビューする映像の中で、ご家族が映像をみてだんだん生き生きと目がかがやく。それに反応するように、インタビュー役の大学生も生き生きとするのが、すばらしいと感じた』

 

『私が生まれるずっと前の時代の映像なのに、懐かしさを感じるのが不思議に感じた』

 

『子供の頃、私が遊んだり、踊ったりしているのを父が撮っていて、押入れの白い部分に映写して上映会もしてくれたのを思い出す。長野と茨城、地域は違っても、同じような時代を感じた』

 

 

『「かさま郷奏曲」はなんども見た作品だけれど、山山食堂の空間で見ると違った部分を感じることができた。空間の魅力と相まって、映画の世界・時代に入り込みことができたと思う。地域映画の魅力は、見る空間や一緒に見る相手によって見え方が違ってくることにもあると思う』

 

『8mmに残された映像は、人が嬉しそう。笑顔が印象的。「幸福の時間にひとっ飛び！」というキャッチコピーを付けれるんじゃないか！？』

 

『今はスマホで沢山の映像を残せるけれど、残った映像の魅力や説得力は8mmの時代の方があったのではないかと感じる。物質的には貧しい時代だったかもしれないけれど、幸せの強さが強いように感じる』

 

といった感想をいただきました。

順番に感想を語り合うのですが、その都度他の参加者さんからのコメントも飛び交うなど、空間と映像のマッチングへの声や、8mmフィルムの映像の魅力について多くの感想が寄せられる、活発な座談会となりました！

 

ご参加の皆様ありがとうございました！

 

次回の8mm上映会は8月を予定していますが、日程は未定。

決まり次第、こちらでも告知させていただきます！