大樹さんは、「許して」くれているから

＜みやもとあきこさんから応援メッセージを頂きました＞

統合失調症のことを大樹さんが絵本にしてくれる…このことを知った時わたしは応援したい気持ち以外考えを持ちませんでした。

わたしはこれまでに鬱に苦しみ、うつヌケ（寛解）を2回していて、その他の精神的逆境も、それなりの期間、戦い切って、現在の日常を得るに至っています。わたしはサバイバーなのです。

精神的なゆらぎの中では、明らかに居場所が少なく、とても生きづらく生き苦しさを感じていました。家と病院しか、居る場所、行く場がないのです。

大樹さんの「めにみえぬものたち」が、心をどうすることもできず、苦しみ、耐え抜き、生きる辛さに潰されそうになったり、理解されなくて悲しくなったり、自分自身を信じられなくなってしまった時、そんな苦しい気持ちの人たちの居場所（喫茶店やお茶の間）のようになってくれたら、いいなぁ〜って、心から思います。ここに来れば、いいんだよって。

だって、大樹さんは、「許して」くれているから。
それぞれが、それぞれに違っていても「大丈夫」。
だって、「それは感性だから」！！！

わたしは地獄を死ぬほど味わったので、現世が天国でしかありません（死んでる訳じゃないですよ！笑）。辛いときも、そうでない時も、やりたい事はやっていいし、好きなことは好きでいていいし、思いたいことは、思っていいし。

じぶんにいろいろ許可を出して、じぶんに優しく、好きに生きても誰も文句を言わないし（言われてもスルー）、誰も傷つかないし、苦しまないし、悲しまない。

むしろ、そんな嬉しげなじぶんを見つけて共に喜んでくれる、優しい人に出会えるんです。そして、命が光り出す。

大樹さんのお父様にとって、ご家族のあたたかさと、土との触れ合い、作物を育てることによってもたらされた心の平穏。わたしも、音楽とアート、愛している仕事、出会えた方々、そして大好きな友達の力によって、救われたのです。この涙が出そうな幸運を、わたしはずっと抱きしめるように生きていたいのです。

みんなが持っている、個々に色や形や匂いの違うかけがえのない、心が望んでいる「いろんな正解」が、思い思いの光の大きさで輝けばいいんだ！って、強く思います。

大樹さんは、暗闇を、そしてその先にある光を具現化できる。
みえぬものを、どうぞわたしたちに、みせてください！！

みやもとあきこ 「いろんな正解」店主/「ウクレレの夕べ」部長

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みやもとあきこちゃん、勇気を持って自分の体験を告白してくれてありがとう。いつも元気なので、彼女の心に繊細な部分があると聞いたときは驚いた。いまの、みやもとあきこちゃんは、元気すぎるほどで、ちょっとウザいときもあります笑。もちろん、そのウザさが、彼女の持ち味で、魅力と、感性なんだと思っています。彼女は尾道という街の人たちに出会えたことで、救われたんだと思っています。やっぱり、人との出会いって大きい。彼女が私に告白してくれた壮絶な過去。それは、尾道という街にいる人たちの温もりによって、浄化されたんだなあ。

数十年前に、みやもとあきこちゃんが作ったアニメーションの映像作品、素晴らしかったです。空白の時間があったけど、また作品を作りだしたようです。今後のみやもとあきこの活動にも期待しています。