ここはとうきょう？わたし、よく目がみえないの。でもみんな優しくて、わたしもっと生きていいの？

１０月１７日に東京に到着したキジ白のももちゃん。

 

その前の週に、いしかわ動物愛護センターに伺った際にスタッフの方に

「できれば今日、ももちゃんも連れて帰って欲しい。

ここにいては、これ以上の治療ができない。悪くなるだけだと思うから」と切羽詰まった声で。

 

見れば確かにももちゃんは、瞬膜が両目に大きくでていて、鼻水も。くしゃみも連発しています。どうみても状態は良くありません。

しかしこの日は、すでに９頭でJALはもうこれ以上猫を積むことができない。

 

来週、必ずももちゃんを迎えに来ます。その時までももちゃん元気で待っていて。祈るような気持ちでももちゃんに声をかけました。

 

 

そうして東京に来たももちゃん。

羽田空港到着後、すぐに苅谷動物病院三ツ目通り病院へ搬送。

獣医師の診察が始まりました。

目からは膿がでている。緑内障ではないが視力はかなり失われている。

くしゃみの連発。かなりの感染症がある。

せっかくご縁があってこちらに来た猫ちゃんです。

どうかできるだけのことをお願いします。

 

 

 

ももちゃん、しっぽがピン！と上がっているのでご機嫌ですね。

先生が、ももちゃんの病気がよくなるように診てくれるってわかったのね。お利口だね。

 

 

 

後日、さらに詳細の検査が行われました。

風邪とくしゃみ。血液中のグロブリン、炎症反応がつよい。抗生剤の点眼、飲み薬も。右目の眼球に瞬膜がはりついてこれ以上は治すことは厳しいだろう。このままの状態になるだろう。右目の瞬膜のついていない部分に少し光を感じている様子はある。

 

左目も眼球に傷がある。白濁する可能性あり。

良くなる見込みは少ないが、これでも目は改善してきている。

傷のへこみが治ってきている。白濁すると失明に。

 

 

本日、入院から９日目。面会に行ってきました。

 

 

飛沫による感染を防ぐために少し離れたところから面会するのみでしたが、あきらかにお顔がふっくら丸くなり毛艶も肉付きもよくなり身体はしっかりしていました。

人が大好きなももちゃんなので、わたしたちの気配を感じると嬉しそうにケージにスリスリ。

 

ももちゃん、食欲もあるし排せつも順調って先生に聞いているよ。

とってもきれいになったね。

 

ももちゃん、あまりよく見えていない目で私たちを見つめていました。

そして、香箱をつくってリラックスした様子を見せてくれました。

 

ももちゃん、ひとりで衰弱して放浪しているところを保護されたんだね。目もよく見えていなかったのに、よく頑張ったね。

これからもっと食べて体力をつけて、先生の治療をうけて、少しでも元気になろうね。

 

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クラウドファンディングも残り４日となりました。

ももちゃんのようにまだまだ医療を必要とし、わたしたちを待っている猫がいます。

１頭でも多くを助けたい。

 

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