左耳を失っても、命はつながった―― 埋立地から保護した白猫**レオナール**の物語

皆さま、あたたかいご支援を本当にありがとうございます。

今日は、私たちが埋立地で出会った1頭の白猫、レオナールのことをお伝えさせてください。

この子と出会ったのは、埋立地にいる猫たちの保護相談を受けたときでした。
その環境は過酷そのものでしたが、なかでも目を引いたのは、左耳に大きな病変のある白猫。

私たちはすぐに、それが「扁平上皮癌」ではないかと直感しました。

けれど、1度目、2度目の捕獲では姿すら見えず、諦めかけた3度目の朝――
その子が、じっとこちらを見つめていたのです。

静かに捕獲器に入り、ようやく保護することができました。

診断の結果は予想以上に深刻で、左耳は壊死。

すぐに手術を行い、耳の根元から切除しました。
そして、**「レオナール」**という名前をつけました。

シャーシャー威嚇していたレオナールちゃんも、
手術が終わるとまるで別猫のように甘え、チュールをねだるようになりました。
――きっと、ずっと痛かったんだと思います。

現在、癌の取り残しや転移のリスクに備えて、
「電気化学療法」という新しい術式での抗がん治療を準備しています。

費用はかかりますが、
それでもこの子が「生きていていい」と思える場所を見つけてくれたなら。
社会全体で、この命を支えていただけたなら――
それは、レオナールにとっても、私たちにとっても希望になります。

クラウドファンディングも今日で８日目となりました。
皆さまの共感が、次の一歩を支えてくださっています。

どうか引き続き、この命の物語を応援してください。

📣SNSでのシェアや、お知り合いへのご紹介も大きな力になります！

どうぞよろしくお願いします。