日本家庭薬協会の会合で、本プロジェクトの紹介をしてきました！

本日、私の教え子が副委員長を務める日本家庭薬協会 (https://www.hmaj.com)の経営者会議の場（オンライン形式）で、本プロジェクトの紹介とご支援のお願いをさせて頂きました。彼の粋な計らいでこのような機会を頂けたことに、まずは感謝の気持ちでいっぱいです。

 

　経営陣の皆様は、未病への理解を既にお持ちの方が多かったため、未病研究に取り組む意義や問題点、クラウドファンディングを活用した共同研究のビジネスモデルなど、私の持論も含めプレゼンさせて頂きました。プレゼン後は、多くの方々から前向きなコメントを頂戴し、この業界でも未病研究に対する関心の高さを窺い知ることができました。

 

　当たり前ですが、研究を進めるためには、それを動かす資金が必要です。我々研究者は、国の公的研究費や民間の研究助成金などの競争的研究資金を獲得し、それらによって研究を成り立たせている訳ですが、流行の研究などには研究費が集まりやすい傾向にあることは否めません。そのため、私のような末端の研究者は研究費を獲得すること自体がかなり骨の折れる仕事になります。

 

　世の中のためになる研究に、研究規模の大きいも小さいも本来はあってはならないことだと思いますが、そんなことを言っていても始まらないので、今回は公的研究費や民間の助成金に頼らず研究費を獲得する、別の手段の一つとしてこのクラウドファンディングに挑戦した次第です。

 

　このプロジェクトの成功は、資金調達に苦労している若手研究者（若くないですが自分も）に少しでも希望を与え、クラウドファンディングへの挑戦の後押しになれば嬉しい限りです。

 

　本プロジェクトへのご支援は私だけでなく、基礎研究に携わる多くの研究者のモチベーション向上に繋がると信じていますので、引き続きご支援を宜しくお願い申し上げます。