シソジュースでココロもカラダもリラックス！

皆様には多大なるご支援およびご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。

 

今回は漢方薬の素材である生薬にスポットをあて、ジメジメしたこの季節やこれから訪れる猛暑にお楽しみいただける“シソジュース”の作り方についてご紹介します。

 

皆様ご存じの通り、シソは青ジソと赤シソがあります。青ジソは大葉ともいわれ、お刺身のツマとして用いられ、殺菌防腐効果などが期待されます。また食欲増進、精神安定など人々の健康維持のために活用されています。一方、赤シソは梅干しの色つけやシソジュースの素材、ゆかりなどのふりかけとして用いられています。またアレルギー症状をやわらげ、免疫を維持してかぜを予防し、肌や胃腸の機能をととのえ、うつ症状をやわらげるといわれています。
 

漢方薬の素材に用いられるのは赤シソで、乾燥した葉を「紫蘇葉（しそよう）」、種を「紫蘇子（しそし）」、茎を「蘇梗（そきょう）」とそれぞれ使用部位によって別々の生薬名で流通しています。これらの生薬には共通して“気の巡りを改善する”という働きがあります。このクラウドファンディングプロジェクトで用いる香蘇散には紫蘇葉が配合されておりますが、その香り成分であるペリルアルデハイドにうつ症状を緩和する働きがあることを私たちは基礎研究で明らかにしております。

 

シソはシソ科の植物ですが、他にバジル、ミント、ローズマリー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなどの馴染みのあるハーブがあります。これらは精油成分（エッセンシャルオイル）を含むため、香り豊かな自然の恵みで、ココロとカラダをリラックスさせてくれています。

 

ほのかなシソの香りを楽しみながら、リラックスしてシソジュースを作ってみてはいかかでしょうか。

 

作り方の動画は↓↓↓からご覧いただけます。  　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お茶教室担当　薬剤師　緒方千秋