みんまち村DIYリノベ　ベンガラ・柿渋塗り編

みんまち村の奥には蔵があります。

今回はこちらの木部に塗装をしていきます。少し濃い茶色で全体的に落ち着いた感じにしたいと思います。

 

早送りで作業風景を見てみる

 

蔵の左半分が出来上がりました。あと残りは右半分です。

 

実はこの塗料、ベンガラといって鉄のサビの成分を粉にしたものを焼酎で溶きます。その後に豆乳を混ぜて、塗料のできあがり。

とっても体に害が無いものでしょ？！

自分たちでも塗料を作れますよ。

 

こちらは柿渋を塗っています。

柿渋は渋柿の青柿の状態を収穫して、腐らせて保存しておくと、柿渋ができあがります。防腐などの効果があります。

柿渋は塗ってすぐは薄い色ですが、日に日に濃くなっていきます。

 

白いしっくいはそのままなので、はみ出ないように養生をしっかりして、細かな部分まで塗って頂きました。

 

こちらが蔵の塗る前の状態ですが、長持ちという大きな収納家具がたくさんあります。

しかし、大きすぎて、この蔵から出すことができず、新しいものは解体して、違う用途に板を利用します。古いものだと、明治時代の年季の入ったものもありました。