クジラに会う前にイルカと会話してきました！

８月の台風が近づく日の午後、三宅島の隣にある御蔵島にイルカに会いに行ってきました。何回目かのエントリーで私がGoProを持って７ｍくらい潜っていくと少し離れていたところから二頭のイルカが近づいてきて「遊ぼうよ！」と目線を送ってきました。
ドルフィンスイムのインストラクターからも「沖山さん、さすが島の人ですね！」「イルカも遊ぼうサインだしてましたね！」なんて船の上で話しながら楽しい時間を過ごした。
※遊ぼうサインで寄ってくるイルカ↓
 

野生のイルカと泳げる場所は日本には４か所しかなくて、東京都の小笠原諸島、利島、御蔵島と石川県の能登島らしい。特に御蔵島は三宅島が２０００年の大噴火で４年半全島避難していた間にすっかりイルカの棲む島として定着し個体識別なども２０年以上積み上げてきました。

先日、田島木綿子先生にこの話をしながら、「最近のドルフィンスイマーの８割から９割くらいがGoProを持って動画などを撮影している」と話をすると、
「沖山さん、それはイルカたちはどうやらカメラの発している音に反応してるらしいですよ。それで興味津々で近寄ってくるらしいよ。」って教えてもらった。「なんだ、自分に興味を示して来てるんじゃないんだぁ～」って笑いが出たんですが、こういう事も普通の人が研究者と会話しないとわからない事なので、とっても大事だなぁ～って思いました。

カフェのおじさんはまた一つ、カフェで使えるトークが増えました。

三宅島から漁船で御蔵島に行くドルフィンスイムは途中でマッコウクジラやオキゴンドウなどに遭遇することもあって、サプライズツアーになることもあるのでオススメです！※今シーズンは終了になってしまうので来年ぜひ！