
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 107人
- 募集終了日
- 2019年11月4日
本ツアー実現までの4年間の歩み
皆さま、ご支援とメッセージをありがとうございます。引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。
さて本日は、ウィーンが終わり少しほっとしている岩田さんに、ここに至るまでの4年間を振り返っていただきました。この企画がどこから始まったかが、詳細に語られています。お楽しみください!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ウィーン公演が無事に終わり、一行はパリへ移動いたしました。
本日は、本欧州公演のプロデューサー(!?)を務める岩田が、本公演実現にいたるまでの小話をご紹介いたします。ウィーン公演を(たぶん)無事に終えた私は、肩の荷がどっちゃり下りた為、どこかネジが外れたまま、しみじみと4年間の歩みを振り返っております。
きっかけは2015年5月のこと。 ----- 戦後70年にあわせ、ニューヨーク、ボストンで上演された「長崎の聖母」の公演について知りました。「能」という額縁を通し、原爆の悲劇、廃墟からの再生の物語を、宗教や民族間の対立を超えて表現する本作の演出スタイルに大変興味を持ちました。友人の伝で清水さんをご紹介いただき、ウィーンでの上映会を打診いたしましたところ大変心よくお引き受けいただき、2016年春、ウィーン大学東アジア学科日本学の皆様のご協力のもと実施に至りました。
そんな折、自他共に認める能の愛好家・墺日協会会長レオポルドさんから、「ずっと温めていた台本がある。ぜひ能作品として上演してほしいので清水さんに渡してくれ。」と「ヤコブの井戸」の英文原案をお預かりました。これが本公演に至るすべての始まりです。この時、私はいわゆるミツバチの役割を果たしたのでしょう。(この役割を時にプロデューサーと言うらしいのです。)「ヤコブの井戸」という作品の果実がここに実り、皆様にお届けできる日を迎えられましたことを、大変喜ばしく思っております。温室で育った果樹ではございません。雨風に耐えながらも、「長崎の聖母」のように皆様に愛され、たわわに実る作品として今後とも成長していくことを願ってやみません。
<これまでの歩み>
2016年:ウィーン大学 東アジア学科日本学のご協力のもと、「長崎の聖母」の上映会を開催いたしました。
2017年:清水さん、能面作者の佐々木さんをウィーンへお招きいたしました。同大学日本学に再度ご協力いただき、能についての講義をお願いしました。講義室は満員、お二人とも熱が入り、3時間を超える講義になりましたが、皆様集中力を切らさず聞き入られていました。能面を間近に見る経験がない方も多く、キラキラした目の受講者をよく覚えております。別日に弓道場にて行われたワークショップにおいては、動きの型、能の謡、面をかけ運びをすること等を教わりました。

2017年6月17日 ワークショップ ウィーンの弓道場にて
後列左に清水さん。後列藍色の洋服を召されているのがレオポルドさん。前列右が「ヤコブの井戸」「長崎の聖母」の面を打たれた佐々木さん。前列左から二番目は、筒井ナイルツ美矢子さん。本業の建築士としてご活躍の傍、この企画には初期からご協力を賜りました。英文原作から日本語への訳、そして最も大切な、原作者と清水さんとのコミュニケーションを図る為に大変ご尽力下さりました。
前列左・近藤愛弓さんは、ワークショップでの通訳、プログラム作成、レセプション準備など、多岐にわたり大変ご活躍でした。そして、清水さんの左肩、背後霊のようにおりますのが私です。
2018年6月1日 ワークショップ ウィーンの弓道場にて
2018年、清水さんには、再度ウィーンへお越しいただきました。2度目のワークショップも大変好評でした。その後の打ち合わせで「ヤコブの井戸」「長崎の聖母」の欧州公演を2019年に行うことを決定、いよいよ目標を定めて走り出した瞬間です。翌日の台本ミーティングでは、清水さん、レオポルドさん、通訳として筒井美矢子さん、相原節子さんが集い、大変大変熱い議論が交わされたと聞いております。2019年は、日本・オーストリア友好150周年、日本・ポーランド100周年の年にあたることから、古典演目は祝祭の意を込めて「高砂」と「猩々乱」に決定いたしました。
同日、「ヤコブの井戸」の為に佐々木さんが打たれた猫の面が、ニーナさんのお顔に吸い付くようにフィットした瞬間です。その場にいた全ての人から、思わずため息がこぼれたそうです。彼女は間狂言「猫」の役を、大変魅力的に、そして美しいドイツ語で演じて下さりました。Danke schön!!
今後、パリ、ワルシャワでは別の役者さんが同役を現地の言葉で演じて下さります。皆様、どうぞご期待ください!!
リターン
5,000円
The Course for who live outside Japan [5000 yen]
- Thank-you Mail
*It is possible to purchase more than one.
*Please purchase with your real name, if you don't mind.
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円
The Course for who live outside Japan [10000 yen]
- Thank-you Mail
*It is possible to purchase more than one.
*Please purchase with your real name, if you don't mind.
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
5,000円
The Course for who live outside Japan [5000 yen]
- Thank-you Mail
*It is possible to purchase more than one.
*Please purchase with your real name, if you don't mind.
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円
The Course for who live outside Japan [10000 yen]
- Thank-you Mail
*It is possible to purchase more than one.
*Please purchase with your real name, if you don't mind.
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,685,000円
- 寄付者
- 2,852人
- 残り
- 29日

【第三弾】日本の囲碁・ペア碁を未来へ繋ぐ!棋士強化と派遣にご支援を
- 現在
- 7,330,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 11日

吉村作治エジプト調査隊 太陽の船 大エジプト博物館展示へ【第一弾】
- 現在
- 5,870,000円
- 支援者
- 153人
- 残り
- 67日

アレッシ・バウスフィールド・リンドバーグ×東京佼成WO夢の響宴へ!
- 現在
- 4,190,000円
- 支援者
- 107人
- 残り
- 40日

関蝉丸神社|"百人一首 蝉丸"を祀る神社に人が集える憩いの場を
- 現在
- 2,720,000円
- 支援者
- 149人
- 残り
- 8日

文化をつなぐ|芸能芸術支援-芸団協マンスリーサポーター
- 総計
- 2人

国宝 彦根城、日本の遺産を未来へつなぐ|高橋架け替えで蘇る大名庭園
- 現在
- 7,985,000円
- 寄付者
- 195人
- 残り
- 36日
食料支援|食料不足が深刻化する中東・アフリカへ緊急のご支援を。
- 寄付総額
- 10,000円
- 寄付者
- 1人
- 終了日
- 8/31
カンボジアの僻地に病院を建設し、8000人の命を守りたい!!
- 支援総額
- 4,837,000円
- 支援者
- 303人
- 終了日
- 1/26
23歳の挑戦 手漉き和紙職人として、書家として、 伝統産業を未来に
- 支援総額
- 840,000円
- 支援者
- 76人
- 終了日
- 8/31

チョウは自然を守るバロメーター。絶滅の危機にあるチョウを守る
- 寄付総額
- 2,827,000円
- 寄付者
- 270人
- 終了日
- 5/14

存続の危機を救え!こびとプロレス再生プロジェクトへご支援を!
- 支援総額
- 4,778,000円
- 支援者
- 216人
- 終了日
- 10/15

ろう・難聴 × LGBT の子どもたちに、500人のエールを届けたい!
- 支援総額
- 573,500円
- 支援者
- 448人
- 終了日
- 10/5

被爆者の遺志を次世代に。市民が作る平和プロジェクトを長崎で。
- 支援総額
- 315,000円
- 支援者
- 24人
- 終了日
- 9/25










