達成のお礼とネクストゴールについて

ここまでご支援をいただきましたみなさま、おかげさまで5月11日に目標金額である1,100万円を達成いたしました。公開初日から予想をはるかに上回る反響をいただき、ここまでくることができました。改めまして、心より御礼申し上げます。これほど多くの方々が、患者さんや医療者にお心を寄せてくださることに、本当に嬉しく思います。

 

ここからはネクストゴールに向かいます。目標金額は2,200万円です。

 

重症心不全の小児・若年患者さんは、生命予後が不良であるなか、ご自身の心臓移植がいつになるか不透明ななかで、強い不安感とともに長期間の待機を求められます。従って、そうした患者さまの心のケアも、できるだけ長期に安定した体制で行われる必要があります。

 

第一目標金額1,100万円の中に含まれるのは、患者さんの心のケアのプロフェッショナルであるチャイルド・ライフ・スペシャリスト（CLS）と、臨床心理士の1年分の雇用・活動資金でした。ネクストゴールの2,200万円を確保できれば、2年分の雇用・活動資金に補填することができます。

 

 

また、長期入院患者さんの生活に彩をもたらすレクリエーションの機会も、より幅広く設けることができます。「ありふれた日常の幸せ」を感じられるひと時を少しでも豊かにするためにも、ネクストゴールの達成は欠かせません。

 

支援の輪を広げるために、ぜひみなさまの周りの方々にもこの挑戦をお知らせください。SNSで拡散していただいたり、人伝にお話いただくのでも構いません。お一人お一人のお力が、社会の大きなうねりにつながると信じています。

最終日の6月9日まで、お力添えのほどよろしくお願いいたします。

 

国立循環器病研究センター移植医療部部長　塚本　泰正