【残り３日】２０年後の未来

クラウドファンディングは、いよいよ残り３日です。

 

 

せっかくの機会なので、支援をしてくださった皆様と、このページをご覧くださっている皆様に、今私たちが考えていることをお伝えしたいと思います。

もう少しだけお付き合いいただけましたら幸いです。

 

 

全国の犬猫の殺処分数は、平成１６年度は３９４，７９９頭でしたが、平成２６年度には１０１，３３８頭、令和４年度は１１，９０６頭と減少傾向にあります。

 

 

私たちの住む埼玉県では、令和５年度に犬１９頭、猫６４頭、合わせて８３頭の命が殺処分されました。

 

 

避妊去勢手術や譲渡の促進など、地道な努力を続けてくださった方々のおかげで、「殺処分数」という数字は年々減少し、グラフにすれば、確かにゼロに近づいているのかも知れません。

 

 

一方で、保健所や動物愛護センターへの収容を防ぐために犬猫を保護している団体、収容されてしまった犬猫を殺処分させないために引き受け保護をしている団体のご尽力は、まだまだご存知ない方も多いと思います。

 

 

保護団体はみんなたくさんの犬猫を抱えて、運営は大変です。

 

 

それでも目の前の命を助けるために、一つでも多くの命を幸せにするために、必死に活動をしています。

 

 

保護猫に幸せに暮らしてほしい

 

 

もっといえば、すべての猫が幸せに暮らせる社会になってほしい

 

 

外で暮らす猫たちは、日々、過酷な環境で生きています。

 

 

常に危険と隣り合わせで、明日事故に遭うかも知れない。

今日カラスに襲われるかも知れない。虐待に遭うかも知れない。

病気になるかも知れない。ひどい怪我をするかも知れない。

 

 

でも今は、すべての猫を保護することは不可能です。

 

 

不幸な命を増やさないために避妊去勢手術をして、その猫がいた場所へ戻し、地域猫として見守る。

 

 

そうして外で生まれる命を減らしながら、保護と譲渡を続けて、２０年後には外で暮らす猫がいなくなることを切に願います。

 

 

そのためには、保護猫を迎えたいという人を増やすこと。

 

 

保護猫と出会える場所を増やすこと。

 

 

譲渡が進めば、その分、保護できる猫の数も増えます。

 

 

すべての猫たちが、温かいおうちの中で暮らせるように、私たちの活動はまだまだ始まったばかりではありますが、あと２０年は頑張ります。

 

 

 

保護団体と連携して助けることができたリヴちゃん。

 

 

右足を失いましたが、命は繋ぎました。

 

 

もう暑さ寒さに耐えることなく、毎日お腹いっぱいごはんを食べられます。

 

 

あとは素敵な家族と出会うだけ。

 

 

引き続き、応援とご支援をよろしくお願いいたします。