【終了まで残り２日】住民から新病院への期待と、命がけの出産

 

 

サンブール保健センターを利用している村の住民の皆さんにお話を伺うと、施設が古く倒壊しそうなので、不安だ、できれば行きたくないという意見が多くありました。

 

当初は、一部の意見ではないのかと思い、たくさんの方とお話させて頂きましたが、皆さん一様に、現在の保健センターについての不安を語ってくれました。

 

 

Q.なぜ現在の保健センターが怖いか
去年、娘の出産の時、安全に出産できるか懸念があった。

古い建物で雨漏りもあったので、雨を避けるために、出産中もビニール袋を使った。

 

 

赤ちゃんは出産の時に息をしてなくて、胸を押すことでなんとか息が戻った。

 

 

私は夫を肝臓の病気で亡くしているので、娘の父親がいないことも不安だ。

 

 

Q.新しい病院についてどう思うか
とても楽しみ。
今まで考えたこともなかった。
娘たちが出産する時に新しい病院を利用してほしい。

 

 

他の人にも、新しい病院で出産するように伝える。
多くの人が利用することを望んでいる。
新しい病院が多くの人にとってそこで出産したいと思えるようなものになってほしい

 

 

と不安と新病院に対する期待を話してくれた住民の方がいらっしゃいました。

 

（以上は2017年7月に僕が現地で伺った話から構成しています。）

 

 

カンボジアで、出産は母子ともに命がけです。
現在の病院にも、産後のベッドのそばには、安全な出産ができるように神棚があります。

 

 

 

施設だけでなく、技術も一緒に学ぶ事で、安全なお産となり、母とともに一人でも多くの赤ちゃんが救われる事を、住民の切なる思いに応えられるように頑張ります。

 

 

 

セカンドゴールまであと少し。そしてクラウドファンディング自体もあと2日となりました。
 

支援総額は400万円を超え、寄付して頂いた方も250名を超えました。

 

 
色々な方に関わって頂きたいという思いもあり、医療者の方や、映画を観て頂いた方、本を読んで頂いた方、プロジェクトに共感して頂いた方、カンボジアに思い入れのある方、本当にたくさんの方にご協力頂き、一つ一つのあたたかいコメントに感謝いたします。

 

 
本当にありがとうございました。

 

 

 

残り2日間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
葉田