【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト
【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト

寄付総額

6,565,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
188人
募集終了日
2023年10月31日

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2023年09月25日 18:10

【Vol.11】メンバーからのメッセージ〜 飯嶋稜・百田涼佑

第11弾は,ろう・難聴者向けのアクセシビリティの研究をしている飯嶋稜さんと人に驚きを与えるインターフェースの研究をしている百田涼佑さんのおふたりです!

 

デジタルネイチャー研究室の活動への温かいご声援を賜りましてありがとうございます!

私たちの研究に対する情熱と、その成果を国際的な舞台で共有するための挑戦が、あなたの支援によって実現しています。この素晴らしい旅に、更に多くの人々を巻き込むことで、一緒に新しい歴史を築いていきたいと思っています。

この活動やクラファンの情報を広めるお手伝いをしてくださると幸いです。

ラボメンバーからのメッセージを掲載いたします。

 


Ryo Iijima(M.S. Student)

飯嶋稜 情報学学位プログラム博士前期課程2年次

修士2年の飯嶋です。ろう・難聴者と一緒にコミュニケーションを取ったり、遊んだりする方法を模索しています。僕は、ろう者の研究メンバーと一緒に生活する中で感じる疑問から、研究をスタートしています。

「どんなシステムがあれば、耳の聞こえない人とストレスなく話せるか?」

「どんなアプリがあれば、楽器演奏のような楽しさを一緒に体験できるか?」

そんな問いを、実際にモノを作って試してみるのが、僕の研究です。ろう・難聴者の方々にたくさん使ってもらい、その様子を観察していると、未来のインタラクションが見えてきます。それが楽しいところです。

 

2019年、国際会議 SIGGRAPH Asia で学生ボランティアの仕事をするため、オーストラリアに来ている。本人は実に楽しそうな顔をしているが、完全に自費で来ているので、お財布は裏で悲しんでいる。

僕は、学部1年の時から、毎年いろんな学会に参加しています。学会とは、自分と同じ興味分野を探求しているプロの研究者が、連日楽しそうに議論したり遊んだりしている場です。この空気を吸っておくだけで、その後の日々の研究生活がイキイキとしてきます。そのため、自分で発表する論文が無い時期から、自費でも構わず海外に行っていました。学生の僕には相当大きな出費ですが、それでも毎年行ってしまう魅力が、学会にはあります。

自分が発表する側になると、さらに楽しいことが起きます。この前まで必死に読んでいた憧れの論文の著者が自分の話を聞いてくれたり、違う大学の研究仲間と議論したりすることができるのです。発表する人たちは、自分が必死に捻り出した研究成果を持ち寄っているわけですから、それを話したり聞いたりするのが嬉しくて仕方ないんです。そういう体験があるのと無いのとでは、研究の面白さが格段に変わってくると思います。

学会は、これだけ魅力的な機会なのですが、ただ一つだけ気に掛かってしまう点があります。「今書いている論文が採択されたとして、渡航費で破産しないか?」ということです。僕は学会に大きな価値を感じているので、たとえ皆さんの支援が無くとも、なんとかして学会に行こうとすると思います。しかし、どうしても、論文を書きながら、お金は大丈夫なのかと考えることは避けられません。この不安が無い研究生活は、まさに夢のようなものです。皆さんのご支援の一つ一つが、渡航費の不安を軽くしていきます。本当に助かります。これからも、どうぞよろしくお願いします。

左は、2022年、国際会議ASSETSの論文投稿日の様子。絶対にこの学会に行くと意気込み、徹夜で論文を書き、そのまま研究室で力尽きた。右は、その論文が採択されて、現地ギリシャに発表しに行った様子。
左は、2022年、国際会議ASSETSの論文投稿日の様子。絶対にこの学会に行くと意気込み、徹夜で論文を書き、そのまま研究室で力尽きた。右は、その論文が採択されて、現地ギリシャに発表しに行った様子。

主なプロジェクト

Gestures for Digital Musical Instruments ASSETS 2022 採択

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2022/10/gestures-for-digital-musical-instruments/

Smartphone Drum SUI 2021 採択

動画リンク:https://youtu.be/JUCU4I1kRWA

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2021/10/smartphone-drum/

Word Cloud for Meeting ASSETS 2021 採択

動画リンク:https://youtu.be/hcfQEhkta3g

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2021/10/word-cloud-for-meeting/

 


Ryosuke Hyakuta(M.S. Student)

百田涼佑 情報学学位プログラム博士前期課程2年次

ジーマ(飯嶋)と同じ修士2年の百田涼佑です.ラボではモモスケと呼ばれています.開発が好きで最近は専らDevXです.

特定の人間を模倣するデジタルヒューマン(DH)のインターフェース開発をするとともに,そのインターフェースを使って人間(RH)が会話をした際のダイナミクスを研究しています.

「人に驚きを与えるようなインターフェースを開発したい」

「その際の人間の反応や行動力学はどのようになるだろう」

というのが私の興味で,そのためにクリエイティブなアイデアを日々考えプロトタイピングしていくのが日々の私の研究です.学部時代の卒業研究では,VR環境で重さを錯覚させる研究をしていました(まだ成仏できていないのが悔しい).

学部の頃にSIGGRAPH ASIAのSVとして出張・参加した時の写真.これをきっかけに研究により興味を持てた.なお,決して業務そっちのけで趣味の写真を撮っていたわけではない.

 

 

私は自分が主著としてのペーパーはまだ出せていないので恐縮なのですが,開発者としてたくさんのプロジェクトに関わらせていただいてきました.その中で学会に採択されてきたものも多く,学会に参加しようとした時に初めて「こんなにお金がかかるのか...」ということを実感しました.渡航費は会計の都合上,立て替え払いです.数十万円なんて到底すぐには用意できないので両親にお願いして肩代わりしてもらったのを覚えています.学会は学生にとってとても刺激的な場であり,DNG外の研究者と有意義なディスカッションを行える機会です.経済的な理由でこの機会が妨害されることはとても残念なことです.

誕生日にも関わらず深夜まで研究する締め切り前ポケモン:モモスケ

 

私は,私たちDNGの研究が社会にとって価値のあるものとなり,未来をより良くする一助となることを願っています.そして,それを達成するためには,学会への参加が不可欠です.しかし参加費や渡航費は高額で学生にとっては大きな負担となっています.

皆様のご支援により,私たちは国際会議での発表や,他の研究との交流を実現できます.これによって新たなアイデアや知識を学び,私たちの研究がさらに進展することでしょう.また,私たちの研究成果が,皆様の生活にポジティブな影響を与えることを期待しています.

ご支援の手を差し伸べていただけることを心より願っております!

NHKに取材された時の映像がNHK WORLDとして世界に配信されるモモスケ

 

研究室概要

名称 : デジタルネイチャー研究室

代表者 : 准教授 落合 陽一

所在地 : 茨城県つくば市春日1-2

研究内容 : 波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間研究開発

URL:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/

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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
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●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

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