【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト
【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト

寄付総額

6,565,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
188人
募集終了日
2023年10月31日

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2023年10月13日 18:00

【Vol.19】メンバーからのメッセージ〜 三田大輝・小澤知夏

第19弾は,超音波浮揚の研究をしている三田大輝さんと,昔ながらの写真の研究をしている小澤知夏さんのおふたりです!

 

デジタルネイチャー研究室の活動への温かいご声援を賜りましてありがとうございます!

私たちの研究に対する情熱と、その成果を国際的な舞台で共有するための挑戦が、あなたの支援によって実現しています。この素晴らしい旅に、更に多くの人々を巻き込むことで、一緒に新しい歴史を築いていきたいと思っています。

この活動やクラファンの情報を広めるお手伝いをしてくださると幸いです。

 

いつも応援をありがとうございます.クラウドファンディング終了まで残り18日となりました.現在までに65人の方から155万円を超えるご寄付をいただいております.誠にありがとうございます.

しかし,現在目標達成率25%と,達成までの道のりにはまだまだ及びません.どうかご支援をよろしくお願いいたします.

 

ラボメンバーからのメッセージを掲載いたします。


ゼミ合宿でのフレッシュマンなミタです。

Daiki Mita(Undergraduate Student)

三田大輝 知識情報・図書館学類4年次

学群4年の三田大輝と申します。高専を卒業後、筑波大学に編入学し、今年度からデジタルネイチャー研究室で研究をしています。 この研究室に入ったきっかけとしては、高専で進路に悩んでいた頃、親戚から

「20代で大学教員になり、ある時は企業の社長として業務を全うし、ある時は地上波のニュース番組にコメンテーターとして出演し、ある時はメディアアーティストとして個展を開き、ナポレオンのように1日数時間しか寝ず、時間の惜しさから自宅マンションのエレベーターの中で朝髭を剃り、移動中もレトルトカレーを飲み食事を済ませ、常に手を動かしたいからという理由でグミを食べながら研究をしている面白い人が筑波大にいる!」

と落合先生を紹介されたのがきっかけでした。

超音波スピーカーでビーズを浮揚させ空間にドット絵を描写したり、フェムト秒レーザーで空間に像を映すといった研究を知った時は、こんなに面白い研究ができる環境は他にないと思い、高専卒業後、筑波大学に進学し今に至ります。「落合陽一 カレー」などのワードで画像検索すると面白い光景を目にする事ができると思います。

情熱大陸に出演していたその例の面白い人,落合陽一.今から7年前の研究室設立2年目のとき.

私は「音響浮揚」の研究に取り組んでいます。「音響浮揚」とは、超音波を発生させるスピーカーを用いて音響放射力を発生させることで物体を浮揚させる技術を指します。私は中でも「超音波フェーズドアレイ」と呼ばれる、超音波スピーカーを縦16個×横16個の合計256個を並べ、その1つ1つの位相(音を出すタイミングのズレ)を細かく設定できる機材を用いて研究をしています。物体を大気中で浮かせたい場合、風力(例:ドライヤーを用いた発泡スチロール球の浮揚、ドローン)、 磁力、浮力(例:ヘリウムガスを充填した風船)を用いる方法もありますが、超音波フェーズドアレイを用いた浮揚は「高い精度での物体の移動が可能」といった特長があり、液滴を移動させることによる化学や生物学の実験の効率化をはじめとした、様々な分野への応用が期待されています。 私の研究における現在の目標は、超音波フェーズドアレイを用いた音響浮揚で、今までより大きな物体の浮揚の手法を確立させることです。そのために、超音波スピーカーの位相や物体の形状を変えるといったアプローチで実現を目指しています。

フェーズドアレイの写真.2015年の落合さん掲載記事から拝借しました

さて、研究に関しての話を簡単にさせていただいたところで、本題のクラウドファンディングの海外渡航費用に関しての話に移ろうと思います。大学は教育機関であるため、「すぐには大きなお金を生み出すことに繋がらないかもしれない、しかしそのうち世の中の役に立つだろう!」といった、会社では中々手を出しにくいような研究が可能です。しかしこの手の研究は、成果が出たからといってすぐさま商用化できるわけでは無いので、どのように世界中の人に知ってもらうか考える必要があります。その一番のフィールドになるのが国際学会だと私は考えており、基本的に外国で開催されるため、飛行機代をはじめとした膨大な費用が必要となります。近年の物価の上昇、円安の影響から、現在は大学や研究室からの渡航支援のお金をフルに使っても足りず、学生がポケットマネーを出すことが必須となってしまっている現状です。私は国際学会での発表の経験がまだ無く、実際に現地でどんな経験をしてきたかに関する話はできないですが、国際学会での発表で自分の研究を知ってもらうだけでなく、他の最先端の研究も知ることもでき、知識といった形での財産となり、その後の研究に向き合う姿勢がより良い方向へ変わり、非常に貴重な経験となると思っています。 私たちの研究に興味を持っていただけた方、応援したいと思っていただけましたら、ぜひご支援をよろしくお願いいたします!

 

SIGGRAPH2023の時のちなっちゃん,会期中は浴衣でした.

Chinatsu Ozawa(Undergraduate Student)

小澤知夏 情報メディア創成学類3年次

ごきげんよう〜🌼 DNGイベント担当大臣のちなっちゃんです!!

みなさま過去数回にわたる研究支援プロジェクト並びに今回の旅費支援クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます.本当に本当にありがとうございます.

 

私は,コンピュータがなかった時代の写真(印刷)技術を,コンピュータを使って再構成するというテーマの研究に取り組んでいます.例えば,昔の紙のコピー手法である「青焼き」(写真の用語ではサイアノタイプと呼びます)は,化学薬品を調合して,紙に塗って,紫外線をあてて,化学反応を起こさせることで画が浮かび上がるという方法の印刷技術です.この技術をもっと現代の人に使ってもらえるかつ,昔から使っている人も使いやすいと思ってもらえるように,専用のソフトウェアアプリケーションを作成して,それを用いて印刷方法を再構成するという研究を行ってきました.

10月11日生放送だったWEEKLYOCHIAIに出演して研究紹介をさせていただきました!アーカイブ公開中です!

「昔の技術が今の人にも愛される技術になりますように」という思いを込めて,アナログ体験をより使いやすく・アナログならではの楽しみを残しつつ・アナログ体験を通じて新しいテクノロジーとも触れられるものにするために日々頑張っております.この研究がみなさまのクリエイティビティをより豊かにする1つのきっかけとなれるよう,これからも頑張っていきます🔥

SIGGRAPH2023にてサイアノタイプを体験してもらっている様子.右の浴衣が私!

今年の8月に参加したSIGGRAPH2023では,なんと5日間で100人以上の方が私の研究を実際に体験しに来てくださいました!中には,一度やってみて楽しかったからと毎日通ってくださる方も❤️ 英語で研究の話をしつつ,雑談も交えつつ,議論をしつつのデモンストレーション.本当にたくさんのことを学び,成長して帰ってきました!!

クラウドファンディングをご支援することのメリット

私たちは「日本から世界の最先端を目指す研究集団」です.それぞれの興味関心にとにかく向き合い,探求した先で,世界一個性的な研究成果が生まれています.一見,見た目に驚くような研究や,社会にすぐに還元されなさそうな研究もあると感じられるかもしれません.しかし,現在公開されている研究プロジェクトの全てが,研究倫理的に問題がなく,世界の研究者から見ても科学的に新しい発見であると認められた,正真正銘の世界に唯一の研究成果なのです.

ご支援いただいた皆様がすぐに研究成果が応用されたモノを手に取れるわけではありません.私たちの研究成果は,数年後,あるいはそれ以上のより技術が発展した時代にやっと製品化される時に使われる技術がほとんどです.それでも,紛れもなく最先端な研究をしていることに変わりはありません.

このことをご理解いただき,日本・世界を代表する研究者・クリエイター・エンジニア・起業家を輩出する我々デジタルネイチャー研究室へのご支援をどうかよろしくお願いいたします.

主なプロジェクト

Computational Alternative Photographic Process toward Sustainable Printing(SIGGRAPH Asia 2022採択)

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2022/11/computational-alternative-photographic-process-toward-sustainable-printing/

Give Life Back to Alternative Process: Exploring Handmade Photographic Printing Experiments towards Digital Nature Ecosystem(SIGGRAPH2023採択)

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2023/06/give-life-back-to-alternative-process/

Alternative Photographic Processes Reimagined: The Role of Digital Technology in  Revitalizing Classic Printing Techniques(SIGGRAPH Asia 2023採択)

上記二つのプロジェクトを通して,古典的な技術を現代にある技術や材料で再構成する時のテクノロジーの役割について批評した論文です.今年の12月にオーストラリア・シドニーで口頭発表してきます!

プロジェクトリンク:https://computational-altphoto.studio.site/

 

研究室概要

名称 : デジタルネイチャー研究室

代表者 : 准教授 落合 陽一

所在地 : 茨城県つくば市春日1-2

研究内容 : 波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間研究開発

URL:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/

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ギフト

5,000+システム利用料


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サンクスメール

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
ーーーーーーーーーーー
●オンラインワークショップ(1種類)

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

5,000+システム利用料


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●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
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制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
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●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

申込数
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発送完了予定月
2024年6月
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