【自らの手で野菜を】カンボジアの孤児院にビニルハウスを寄贈したい
【自らの手で野菜を】カンボジアの孤児院にビニルハウスを寄贈したい

支援総額

1,070,000

目標金額 1,000,000円

支援者
49人
募集終了日
2025年2月28日

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2025年02月15日 00:43

私の支援の原点にあるもの

まずは、こちらの記事をご覧ください。

 

孤児院ツアーブーム、子どもの尊厳どこへ?

 

認定NPO法人 国際子ども権利センターHPより

 

本記事では、カンボジアの孤児院の運営の在り方に警鐘を投げかけています。

 

わたしも、本文中にボランツーリズムという言葉にて、皆様に孤児院の運営については問題を提起させていただいております。

 

そのことと関連しますが、我々の支援スタンスについてお話しします。

 

 

例えば、学校を例にあげます。

 

学校内外には、「人・もの・こと」が存在します。

 

人・・・子ども(生徒)たち、先生方、保護者や地域の方々

もの・・・校舎、校内環境や設備、教材、備品、設置してあるもの

こと・・・授業、行事、学校内で実施されるすべてのこと

 

この3つが、生徒たちの健やかな成長を促進すべくはたらくように機能しあっている状態が、良い学校の条件だと考えます。

 

例えば、

 

校舎だけが新しくて、教材や備品が全くそろっていない学校。

 

やる気のある教師がいても、校舎がない学校。

 

校内行事に地域が全く関心を持たない学校。

 

 

こんな学校では、子どもたちは育っていかないのは明白です。

 

(これは日本でも同じですが)学校の良し悪しは、校長の指導力やマネジメント力に負うところが大きいです。

 

なぜなら、その存在自体が人を動かすだけの大きな影響力を持つからなんです。

 

それゆえ、学校長は責任職です。

 

教師も同様に専門職といわれ、子どもたちを育てるプロである必要があります。

 

主体的に考え、行動する子どもに育つかどうかは、教師の指導一つにかかっています。

 

 

授業一つとっても、45分で子どもたちに深い学びを授けることのできる教師は、本物のプロ教師と言えましょう。

 

 

さて、教育の中身が問われる現場に、これまで我々日本が関わってきたのが、「もの」への支援に偏っていたという事実があります。

 

学校建設

井戸の建設

図書館建設

トイレの建設

水道の建設

 

上記の「人・もの・こと」の三位一体が問われる学校現場において、ものだけの支援で学校が良くなろうはずがありません。

 

しかも、未だに、現地で必要とされていないものを与えて、満足して帰る日本人もいます。

 

私たちの支援のベースは、現場に入り込んで、まずはじっくり先生方や子どもたちの本当の声に耳を傾けることから始めます。

 

何を最優先で必要としているのか。

 

それがあることで変容が見込めるものは何か。

 

そういったことを吟味して、私たちのサポートはかかわりを持ちます。

 

しかも、ただ単に、

 

やってあげる

作ってあげる

 

そういったサポートはしません。

 

あくまで主体者は、受益者である学校サイドです。

 

 

2021年に、PreyChum孤児院と隣接する地区のプレイボン小学校のトイレ建設を行いました。

 

【700名にトイレが4つの学校】カンボジアの小学校に新しいトイレを建設したい

 

トイレの数が少ないため、生徒たちは校舎裏で用を足している状態でした。女子生徒は、家に帰るまで我慢することを強いられていました。

 

このときに学校の強い要望と本気度を感じ取った私は、衛生教育の向上を目指して共同プロジェクトとして取り組む決意を固めました。

 

おかげさまで、半年の期間で、日本のご支援者の力をお借りしつつ、学校(職員や子どもたち)・地域の方々にも参加していただき、学校主体で新しいトイレが出来上がりました。

この場合、トイレ建設は目的ではなく、手段でした。

 

用を足すときにはトイレを利用する。(日本では当たり前のことですが)

使用後には手を洗う。

当番制で清掃を行う。

補修等のメンテナンスは学校側が確実に行う。

 

それにより、学校全体の主体性が育つからに他なりません。

 

その後も、「もの・人・こと」に関わる様々なサポートを行いました。

 

インターンによる英語授業の推進

備品や教材の寄付

街灯の設置

校庭の整備

校内清掃活動

ごみ焼却炉の設置

リサイクルボックスの設置

健康教育の授業(保健の授業)

理科の実験を取り入れた授業の提案

貧困世帯への支援

 

こうして、学校に関わって3年が過ぎました。

 

昨年には、外壁と新しい正門が立ち、地域の教育モデル校として周辺の先生方が視察にまで見えるような学校になりました。

そして、今、この学校は、素晴らしい学校長のマネジメントの下、職員が一致団結をして、自らの力で子どもたちを育て上げられるステージにまで到達しています。

 

これが、私たちの支援のスタンスです。

 

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孤児院への支援も同様に考えます。

 

 

ビニルハウス建設は、手段であり、目的ではありません。

 

そして、我々は、手を貸しますが、運営主体は、孤児院側にあります。

 

 

その取り組みを共に力を貸しながら、彼らをエンカレッジしていく。

 

 

それは、

 

お釈迦様の手

 

のようなイメージです。

 

お釈迦様が天上から人間の世界を見ていました。ふとみると、男の荷車が、ぬかるみにはまって動かなくなっています。周りには、誰もいません。男は、自分でやるしかないと思い、渾身の力を込めて荷車を引きました。そのとき、お釈迦様は見えない手でポンと押して助けてあげました。すると、荷車はぐわっとぬかるみを抜け、男はふうっと一息ついて、また自分一人で荷車を引いていきました。

お釈迦様は「私が押したのですよ」とは言いません。なぜなら、男が自分の力で成し遂げたという達成感を持てませんし、困ったときにまた助けてもらえると思うといけないからです。

 

いつもこのイメージを持ちながら、支援活動に取り組んでいます。

 

それが、私の支援の原点だからです。

 

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クリックして、下記もご覧ください。

 


2025年新年開始の新プロジェクト(孤児院の子どもに自立への足掛かりを)

 

【自らの手で野菜を】カンボジアの孤児院にビニルハウスを寄贈したい

 

【ピンポイントで届く支援】子どもたちに光を当ててあげたい

 

貧困世帯の子どもたちに愛を届けるマンスリーチャイルドサポート

 

 

その他の支援活動の募集詳細は、

 

ホームステイ型インターンの募集

 

スマイルサポートツアーの募集

 

オンラインセミナー受講者の募集

 

をご覧ください。

 

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クメール文化を描いた100%ハンドメイドの刺繍

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*刺繍デザインはカンボジア文化を描いたものですが、1点1点異なりますので、ご了承ください。フレームは付帯しておりませんので、ご自身でご購入ください。

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