【自立への支援】自ら作り出す食があふれる孤児院を目指して

私の行う支援は、『自立の促進』が大きなテーマです。

 

例えば、孤児院には、しばしば（不定期に）様々な団体や個人からの寄付が入ります。

 

 

それは、もちろん孤児院にとっては確かにありがたいことです。

 

私たちも、そういった一時的なドネーションは行います。

 

下は、日本のカレーライスの炊き出し支援を行ったときのものです。

 

 

 

おいしい野菜をたくさん摂取してもらいたい。

 

そして、外の世界を知らない子どもたちに、日本の食文化を届けたいというこちら側の思いもあって行ったことでもあります。

 

しかし・・・です。

 

 

では、こういった一時的な支援が入らないときは、どうなるでしょうか。

 

 

私は、子どもたちの普段の食事を知っています。

 

それは、たくあんが数切れのったごはん。

 

 

上の写真は、私が、数日宿泊した時のものです。

 

これでは、子どもたちの体と脳の発育に良いはずはありません。

 

そんな意味でも、本クラウドファンディングの価値があるのです。

 

 

自立だから、自分たちでやればいいのではないか。

 

余計な手を出さない方がいいのではないか。

 

 

そんなことを言っている人は、ここにきてこの子どもたちの生活ぶりを見ていただきたい。

 

 

政府からの援助はなし。

 

自立といっても、どのようにしていったらよいかがわからない。

 

主体的に取り組むことへのノウハウが不足している。

 

 

この状態では、何も前に進んでいきません。

 

カンボジアの子どもたちは、少し手を差し伸べるだけで、自分たちで取り組む底力を持っています。

 

先日、栄養のある土壌が、1.8トン搬入されました。

 

子どもたちも進んで作業を手伝っています。

 

苗床。

 

 

苗づくりは、一度失敗した故に、地元農業従事者の助言を受け、理事長自らが廃材で苗床をつくりました。

 

藁を敷いてあるのが、外部の熱と乾燥を防ぎ、確実な育苗を可能にします。

 

このように、将来を見据えて、自立へのレールを敷くお手伝いをしてあげることが必要不可欠なのです。

 

 

まだ、一部ですが、青菜が根付いています。

 

 

こうして、収穫された野菜は、自ら作り出す子どもたちの生きる糧となっていきます。

 

おまけに、当団体から、アヒル100羽の寄付をさせていただきました。

 

 

卵を毎日収穫できる日も近いことでしょう。

 

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