人とクマとの共存のために働く犬「ベアドッグ」を未来へ繋げたい!
人とクマとの共存のために働く犬「ベアドッグ」を未来へ繋げたい!

支援総額

8,341,300

目標金額 3,000,000円

支援者
780人
募集終了日
2024年1月31日

    https://readyfor.jp/projects/picchio-beardog2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年10月13日 18:05

“ハッティーとのお別れ” 「生まれてくれてありがとう。」

ハッティーがこの世を去ったのは、ちょうど1週間前(10月6日)の午後8時10分ごろ。

 

今、この報告を書いている1週間前の今頃(夕方)。

 

私は16時30分ごろのミルクを与え、そのままハッティーはいつもと変わらず、ミルクもたくさん(30mlほど)呑み、ウンチもおしっこもしっかり出しました。

 

 

しかしこの後(3時間後のミルクのとき)、ハッティーとの突然の別れが訪れるとは予想もしておりませんでした。

 

ハッティーがどんどん冷たくなっていく体を擦りながら、彼女を育て上げられなかった悔しさで、明け方まで涙が止まりませんでした。

 

前夜まではハッティーの寝言や夜泣きで騒がしかった分、突然訪れた沈黙の夜。

 

私は助けを求めるように、わら納屋にいるレラとタマのもとへ行きました。

 

すでに異変を感じ取っていた犬たちは寄ってきてくれました。

 

「レラ、タマ、ハッティー死んじゃったよ。でも君たちがいる、ありがとう。」

 

あの夜、どれだけ彼らに助けられたか。

 

特にタマは朝までずっと私を不安そうに見つめていました。

 

私がハッティーの死を活動報告でお知らせしたあとから、私を心配する数多くの支援者の皆さまから、次々にメッセージが送られてきました。

 

皆さまからは、私たちへの励ましと労い、今後に向けた前向きなお言葉をたくさん頂戴しました。

 

私はその一通一通に目を通しながら、再び涙が溢れてきましたが、心が救われ、徐々に落ち着きを取り戻していきました。

 

本当にありがとうございました。

 

私も何とか気持ちを切り替え、前に進むために、次の夜にはハッティーと、お腹の中で死産していた2頭の胎児(ハッティーの哺育が忙しくてできておりませんでした。)のお葬式をしました。

 

ハッティーに与えていたぬいぐるみや、レラとタマ、そして私や私の娘の髪の毛、レラの首輪や、タマの手綱、たくさんのお花、彼女が亡くなる寸前に準備していた粉ミルク、これから与えるはずだったフードも一緒に供えて埋葬しました。

 

ハッティーがこれからも寂しくないように、彼女のお墓はレラやタマの声が聞こえる繁殖小屋のドッグランのすぐ脇にしました。

 

そして、今回、子育てのお手伝いをしてくれていたハンドラーの井村と、ハンドラーになるはずであった関もお別れに来てくれました。

 

そして、もう一つ。

 

ハッティーが亡くなった翌日、私は地元小学校でレクチャーをさせていただく予定でした。しかし、この日、私は心身ともに疲れ果て、子どもたちのレクチャーができるような状況ではありませんでしたので、担当の先生に事情をご説明し、レクチャーの順延をお願いしました。

 

私は、地元のすべての小学校で、学年ごとに異なる内容で、人と野生動物の共存を考える特別事業をもう13年ほど続けています。

 

子どもたちもとても楽しみにしてくれています。

ですから、今回の順延をとても申し訳なく思っていました。

 

そうしたところ、私の授業を受けるはずであった子どもたちから寄せ書きが届いたのです。

 

私は、いつもハッティーにミルクを与えていた場所に、この寄せ書きを置いてすべて読みました。

 

ここにも、私への今回の努力に対する労いと合わせて、多くの子供達から「前を向いてください!!」「はやく元気になって学校に来て、僕たちに動物のことを教えて下さい!」と言うようなメッセージが多く寄せられていました。

 

私は目頭が熱くなり、再び涙が流れましたが、力がみなぎってきました。

 

「こんなところで留まっている場合じゃないんだ。前を向いてがんばんないと、みんなが待ってる」と。

 

この度は多くの皆さまに悲しい思いをさせました。

またご心配をおかけしました。しかし、もう大丈夫です。

皆さまのお陰で、再び強い気持ちで歩み始めました。

 

必死に9日間を生きてくれたハッティーはこの世を去りましたが、彼女は私たちのベアドッグのパック(群れ)に加わりました。

 

レラも、昨日、無事抜糸が終わりました。

 

私はレラと歩んだ1年以上の繁殖活動と、生き残ってくれたハッティーと過ごしたこの9日間で、多くのことを学び、感じとることができました。

 

本当にありがとうございました。

 

またレラの繁殖はこれで終わりとなりますが、すでに次の世代のベアドッグやハンドラーを残すべく、新たなプランをWRBIのキャリーさんやニルスさんと考え始めました。このあたりはまた進展がございましたら、ご報告してまいります。

 

田中

リターン

3,000+システム利用料


alt

3千円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

3,000+システム利用料


alt

The Course for who live outside Japan [3,000 yen]

"Support package"

■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data

*It is possible to purchase more than one.

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

3,000+システム利用料


alt

3千円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

3,000+システム利用料


alt

The Course for who live outside Japan [3,000 yen]

"Support package"

■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data

*It is possible to purchase more than one.

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月
1 ~ 1/ 16


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る